自由と管理のバランス:80歳代の医師から学ぶ健康の工夫

80歳代の医師の健康管理

こんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

今日は、当院の患者さんである80歳代の医師の方から学んだ「自由と管理のバランス」についてお話しします。

この方の健康管理のスタイルは、とても参考になる部分が多いと感じています。


この患者さんは、喘息高血圧糖尿病という3つの持病をお持ちですが、非常に独自の方法で日々の健康を維持されています。

喘息の吸入薬

吸入薬は基本的に自分で管理しており、調子が悪いときにもご自身の方法で対応されています。

この「自分の体をよく知り、薬の使い方を工夫する姿勢」は、とても印象的です。

高血圧の治療

高血圧の薬は内服されていますが、体調に応じて薬を増減するという柔軟な対応をされています。

もちろん、医師だからこそ可能な自己調整ですが、これも「自身の状態を客観的に把握する力」の表れです。

糖尿病の管理

糖尿病については、内服薬を使わず、食事や生活習慣の工夫だけでコントロールされています。

この点も、日頃からの自己管理の賜物と言えます。

自由が許される理由

この方がここまで「自由に」健康を管理できる理由は何でしょうか?
それは、年間を通して調子が良い状態を維持できているからです。

自由にやっていても具合が悪くならないため、私もある程度そのスタイルを尊重しています。

一方で、自由に管理して具合が悪くなるケースでは、医師としての介入が必要です。

Success

「自由にできるかどうか」は、その人の健康状態や日頃の努力による部分が大きいのです。

患者さんへのメッセージ

この80歳代の医師の方は、自分の体と向き合い、管理しながらも「自由」を楽しむ生き方を実践されています。

しかし、それは決して無計画ではありません。

体調をしっかり把握し、自分に合った方法を見つけているからこそ可能なのです。

主体性について

皆さんも、ご自身の健康についてもう少し「主体的に考える」時間を作ってみませんか?

どの治療を選ぶか、どんな生活スタイルを続けるかは、私たち医師が一緒に考えます。

そして、最終的な選択肢は患者さんご自身に委ねられています。


まとめ

Warning

自由にやる」というのは、責任を伴います

それでも、自分の体と向き合いながら適切に管理することで、日々の生活をもっと楽しむことができるかもしれません。

80歳代の医師の方の生き方が、少しでも参考になれば嬉しいです。

これからも皆さんの健康をサポートしていきますので、ぜひお気軽にご相談ください!

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。