🌀「自律神経失調症」と言われたら?それ、病名ではありません😌

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌿
「最近ずっと体調が悪い…でも検査では異常がない」
「なんとなく息苦しい、でもどこも悪くないって言われた…」
「病院で“自律神経のせい”と言われたけど、どうしたらいいの?」
そんな不安を感じたことはありませんか?😢
今回は、患者さんからもご相談が多い「自律神経失調症」について解説します。
🌟まず結論から|「自律神経失調症」は“病名”ではありません
意外かもしれませんが、
「自律神経失調症」は医学的に確定した診断名(=病名)ではありません。
つまり…
✅ 検査で明確な異常は見つからない
✅ だけど、確かに“体調が悪い”という主観的な症状がある
✅ それをまとめて「自律神経が乱れているのかも」と説明する
そんな“説明のための言葉”なんです🧠💬
💡では「自律神経失調症」とは、どういう状態?
交感神経と副交感神経のバランスが乱れた状態を指します⚖️
例えばこんな症状、思い当たりませんか?
✅ 頭痛・肩こり・動悸・息切れ
✅ めまい・ふらつき・耳鳴り
✅ 胃腸の不調・便秘や下痢
✅ 不安感・焦燥感・涙が止まらない
✅ 朝起きられない・疲労感が抜けない
✅ のぼせ・冷え・手汗・発汗異常
これらはすべて、自律神経のアンバランスからくる“体の訴え”かもしれません🌱
😢よくある誤解「気のせい」「ストレスのせい」じゃない!
患者さんが一番つらいのは、
👉「検査では異常がない」
👉「病名がつかない」
👉「でも、しんどい」
…このギャップにあります。
🧠 体の不調を誰にも理解されない
🧠 周囲に「気のせい」「がんばりすぎ」と言われてしまう
こうして、症状よりも“わかってもらえない苦しさ”が深まっていくのです😢
🩺「自律神経失調症」は、“主観”の世界と向き合う医療
私たち医師にとっても、「自律神経失調症」は客観的なデータで診断しにくい領域です。
でもだからこそ大事なのは👇
✅ 患者さんの話をじっくり聞くこと
✅ 症状に一つ一つ寄り添うこと
✅ 生活リズム、ストレス、栄養、睡眠の視点を重視すること
つまり、“からだ全体を診る”統合的な視点が必要になるのです🌿
🌙整えるためのヒント|まずは「整える生活」から✨
自律神経の乱れを整えるためには、薬よりも毎日の習慣がカギになります🔑
🌿 朝起きたら朝日を浴びる🌞
🌿 決まった時間に食事をする🍽️
🌿 寝る前スマホはおやすみに📴
🌿 カフェイン・アルコールを控える☕🚫
🌿 ぬるめの入浴でリラックス🛁
🌿 呼吸を整える時間を作る🧘♂️
これらはすべて、“自律神経のリズム”を支えるセルフケアになります。
💬「気のせい」じゃない。「体の声」です🌸
「自律神経失調症」と言われたら、
👉 それは“異常がない”のではなく、“異常が数値化できない”だけ。
あなたの感じているつらさは、確かにそこにあります。
どうか自分を責めず、「からだが今、助けを求めてるんだ」と優しく受け止めてあげてください💗
🏥当院でも、ゆっくり一緒に向き合います
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
「なんとなく体調が悪い」
「心も体もつかれている」
「眠れていない」
そんな曖昧だけどリアルな不調にも、時間が許せばじっくり寄り添う診療を心がけています🌿
お気軽にご相談くださいね😊
🌀「自律神経失調症」は、“体からのメッセージ”🌙
病名がつかなくても、薬が出なくても、
あなたの不調には、きちんと意味があります。
それに気づき、整えていくことで、
心も体も少しずつ軽くなっていきますように🌸
ご覧いただきありがとうございました😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医師 山口裕礼(やまぐちひろみち)より💐
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)