💡眠れないのは“季節や環境”のせいかもしれません⁉️

~気候・災害・文化習慣と睡眠のつながり~🌿🌙

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

「春になると眠くなる…」
「夏のエアコンで目が覚める…」
「地震があった日は眠れない」
「休みに寝だめしたら、逆に疲れた」
「子どもが毎晩スマホで夜ふかし…」

こうした“暮らしと眠りのズレ”が、実は心身の不調につながっています⚠️

今回は、季節や生活環境と睡眠の密接な関係についてわかりやすくお伝えします✨

🌸【1】「春眠暁を覚えず」ってホント?

~春の眠気の正体と対策~

春は気温・気圧・光量が急変する季節🌱
それが自律神経の乱れにつながり、以下の症状を引き起こします👇

✅ 眠気が取れない
✅ 朝スッキリ起きられない
✅ やたらとだるい・ボーっとする

🌿対策

✅ 朝はしっかり太陽を浴びて体内時計リセット🌞
✅ 朝食でしっかりたんぱく質+発酵食品を摂る🍳
✅ 日中に軽く体を動かして副交感神経の働きを促す🚶‍♀️

🌬️【2】夏の冷房で眠れない人へ|“冷えすぎ快眠対策”💤

暑い夏の夜。エアコンをつけたまま眠ると…

🔻 寒さで途中覚醒
🔻 筋肉がこわばる・だるい
🔻 翌朝、頭痛や肩こり

これは「冷房による深部体温の下がりすぎ」が原因です🥶

🌙ぐっすり眠るために

✅ 寝る前にシャワーで“熱を逃がす”🛀
✅ 冷房設定は26~28℃、タイマー活用
✅ お腹・足を冷やさない「夏用腹巻き」や「冷感寝具」を工夫🛏
✅ 扇風機は天井向けて回すと◎

⚠️【3】地震・災害後に眠れないときのメンタル睡眠ケア🧠

「もしまた揺れたら…」
「家族がバラバラだったらどうしよう…」

災害直後は、交感神経が高まり**“眠るどころではない”状態**になります。

🧘‍♀️心を落ち着けるには…

✅ 無理に寝ようとせず、呼吸だけに集中
✅ 安心できる場所・人との接触を増やす
✅ 昼間に軽く体を動かして自律神経をほぐす
✅ 寝る前に白湯やよもぎ茶で体と心を温める🌿

👉 必要であれば、睡眠導入剤や漢方を医師と相談して使用しましょう🩺

📆【4】“寝だめ”は逆効果?

~休日の睡眠リズムを崩さないコツ~

平日に寝不足が続いたからといって、
「土日に10時間寝よう!」は、逆に体内時計が狂う原因になります⚠️

🛌リズムを崩さないためには…

✅ 起床時間は「平日+90分以内」にする⏰
✅ 休日に眠くなったら“20分だけの昼寝”がベスト☀️
✅ 早起きできた日は朝カフェや公園へ🌳=「早起きのごほうび」習慣化✨

👦👧【5】子どもの睡眠と学力・成長ホルモンの関係

📱 小学生でも「22時以降にスマホを見てる」
📱 中高生は「朝型に戻せない」「昼に眠くなる」

これは脳の発達・ホルモン分泌・集中力に深刻な影響を与えます😢

🌙夜ふかしが続くと…

🔻 成長ホルモンの分泌が減る
🔻 翌日の集中力・記憶力ダウン
🔻 肌荒れ・情緒不安定にも…

🧒対策は家庭から!

✅ 21時以降はスマホ・テレビはOFF📴
✅ 眠る前は「照明を落とす・会話のトーンを下げる」など“おやすみモード”へ
✅ 土日も「同じ時間に起きる→朝日を浴びる」を習慣化🌞

🌟まとめ|「眠れない」は、“季節・生活・心”すべてのバロメーター🌙

眠れない日が続くと、「体が悪いのかな」と不安になりますが
実は、季節・文化・環境の影響で起こる“揺らぎ”がほとんどなんです🌿

生活をほんの少し整えるだけで、
体と心のバランスも自然に戻っていきます😊


ご覧いただきありがとうございました🌙
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医師 山口裕礼(やまぐちひろみち)より🍀

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)