🔬眠れない原因、もしかして“病気のサイン”かも⁉️

~医師だから伝えたい「睡眠と病気の深い関係」~🌙

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

「最近よく眠れない」
「夜中に何度も起きてしまう」
「寝たはずなのに、全然疲れが取れない…」

それ、もしかすると“体からの異常のサイン”かもしれません😢

今回は、医師だからこそ気づける“眠れない理由”について解説いたします。

😷【1】「睡眠時無呼吸症候群」なのに気づかない人の特徴

✅ 日中やたらと眠くなる
✅ 集中力が続かない
✅ 朝起きた時に頭が痛い
✅ 家族に「寝てるとき息止まってたよ」と言われた
✅ 体重増加+高血圧+いびきがある

こうした症状がある人は要注意⚠️
自覚のないまま夜間に呼吸が何度も止まり、眠りが浅くなっている可能性があります。

👉 放置すると、脳・心臓への負担や生活習慣病リスクが大幅に上がります。

📊【2】高血圧・糖尿病と睡眠不足の関係

睡眠不足が続くと👇

🔻 血圧が下がりにくくなる
🔻 インスリンの働きが悪くなる(=血糖値が高くなる)
🔻 食欲ホルモンが乱れ、過食・体重増加へ
🔻 結果として、生活習慣病の発症リスクがUP

つまり「眠れない」状態を放置していると、将来的に高血圧・糖尿病につながるルートに入ってしまうのです⚡

🛌【3】かゆみ・湿疹・じんましんはなぜ夜に悪化する?

夜になると肌トラブルが悪化する理由には👇のようなものがあります。

✅ 体温が夜に上がることで“かゆみ”を感じやすくなる
✅ 副交感神経が優位になることで、ヒスタミン(かゆみ物質)が増える
✅ ストレスや疲労が蓄積しやすい時間帯=炎症が起こりやすい🌀

アトピー性皮膚炎・じんましん・乾燥性湿疹など、
夜の睡眠を妨げる皮膚症状は、“かゆみ+睡眠の悪循環”を引き起こします。

😮‍💨【4】咳で眠れない夜にできること

~喘息・後鼻漏・逆流性食道炎など~

咳が夜に悪化するのは、寝る姿勢・気温・自律神経の切り替えが関係しています。

特に多い原因は👇

気管支喘息:夜や明け方に悪化しやすい
後鼻漏(こうびろう):鼻水が喉に流れ込んで咳き込む
逆流性食道炎:胃酸がのど元まで上がり、咳・違和感を引き起こす
COPDや咳喘息:早期発見と吸入治療がカギ

🌿対処法

✅ 寝る前2時間は食事を控える
✅ 頭を少し高くして寝る
✅ 湿度管理・加湿器の使用
✅ 必要なら吸入薬やアレルギー薬でコントロール🫁

👀【5】睡眠不足が引き起こす“慢性炎症”とは?

「寝不足が続くと肌も荒れるし、お腹も変だし、風邪もひきやすい…」

これ、すべて“慢性炎症”が関係しています🔥

✅ 睡眠不足 → 炎症性サイトカインが増加
✅ 炎症 → 血管・肌・腸・脳すべてにダメージ
✅ 結果 → アトピー・IBS・動脈硬化・うつ傾向 などリスク上昇

📌 たった1〜2時間の睡眠不足でも、翌日の免疫・代謝・気分は大きく低下します。

🌿まとめ|「眠れていない」だけで、病気のリスクが高まる時代です

✅ 呼吸
✅ 代謝
✅ 肌
✅ 腸
✅ 血圧
✅ 血糖

どれも「眠り」と深くつながっています。

「最近眠れていないな」と感じたら、
まずは今の自分に眠る準備が整っているかをチェックしてみてください🌙


ご覧いただきありがとうございました😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医師 山口裕礼(やまぐちひろみち)より🩺🌿

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)