🌿人間関係で悩むあなたへ──アドラー心理学が教える「距離の取り方」と「関わり方」🌸

2025年10月31日 2025年10月31日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

💭「なぜあの人とうまくいかないのか？」

仕事でも家庭でも、人間関係の悩みは尽きません。
どんなに誠実に接しても、なぜか疲れてしまう。
こちらが譲っても、トラブルが絶えない。

その背景には、「気をつけるべきタイプの人」が存在することがあります。
医学的には「パーソナリティ障害（人格障害）」と呼ばれ、
人口の約1割前後に一定レベルで存在すると言われています。

📘アドラー心理学が示す「課題の分離」

アドラーはこう言いました。

「他者の課題に踏み込むな。自分の課題に集中せよ。」

人間関係の悩みの多くは、
「相手を変えよう」とするところから始まります。
しかし、相手の行動や感情は“相手の課題”。
私たちはそれをコントロールできません。

まずは、「自分ができること」と「相手の領域」を冷静に分けること。
これが第一歩です🌿

⚠️気をつけたい３つのタイプ

1️⃣ 支配型（コントロール欲が強いタイプ）
常に上に立とうとし、他人を支配しようとする。
→ 対策：冷静な距離を保ち、感情的な反応をしない。

2️⃣ 被害者型（常に「自分は悪くない」タイプ）
すべてを他人のせいにし、自分を守る。
→ 対策：「同情」よりも「共感＋境界線」。過剰に助けない。

3️⃣ 感情操作型（罪悪感を利用するタイプ）
「あなたのせいで…」と感情で動かそうとする。
→ 対策：「ごめんね」と言わず、「そう感じたんですね」と受け流す。

これらのタイプに共通するのは、
“他者との健全な境界線”をもたないこと。
こちらが合わせすぎると、どんどん巻き込まれてしまいます。

💡改善のヒント：「距離＝愛」の考え方

アドラーは「共同体感覚」を重視しました。
それは、他人を敵でも味方でもなく、“仲間”として見る力です。

関係が悪化したときほど、
「相手を変える」のではなく、
「自分の距離を変える」ことを意識してみてください。

距離を置くことは冷たさではありません。
お互いの尊厳を守る“やさしい境界線”なのです✨

🧘‍♀️からだとこころを整えること

人間関係のストレスは、自律神経にも影響します。
当院では「SKY-10」や「AGEリーダー」で、
ストレスや自律神経バランスの状態を可視化し、
からだとこころの両面からサポートしています🌿

ストレスをためこまず、
「距離」と「呼吸」を整えることが、
あなたを守る最初のセルフケアになります🍀

🌈さいごに

人間関係で悩むことは、あなたがまじめで優しい人だからこそ。
でも、優しさは“自分を犠牲にすること”ではありません。

アドラーの言葉を胸に、

「他人の課題を背負わない勇気」
を持って、自分らしく生きていきましょう🌸

✨まとめ

パーソナリティ障害は誰の周囲にも一定数いる
相手を変えようとせず、自分の課題に集中する
境界線を引くことは冷たさではなく愛
呼吸・距離・休息でこころを整える

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

からだ整えラボ
資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）