不確かさを超えて 「ゆらぎ」を生む
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不確かさを超えて 「ゆらぎ」を生む
こんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
本日、朝日新聞の記事で物理学者の金子邦彦さんが語った「ゆらぎ」に関する話に心を動かされました。 タイトルは「不確かさを超えて 『ゆらぎ』は生む」。 この記事で紹介されていた「ゆらぎ」という概念は、社会や生命の変化における大きなヒントを私たちに与えてくれます。
「ゆらぎ」と私たちの生命
金子さんは、私たちの体も社会も常に「ゆらぎ」、すなわち変化の中で生きていると述べています。 最初はこの「ゆらぎ」を不安定で怖いと感じるかもしれませんが、実はそれこそが新しいものを生み出す力を秘めています。
例えば、私たちの体は環境の変化に応じて柔軟に変わり、順応する能力を持っています。 これを「可塑性」と呼びます。 この可塑性があるおかげで、私たちは新たな環境に適応し、時には病気を克服することができるのです。
ダーウィンの法則と変化への対応
ダーウィンの「適者生存」という法則を考えると、環境に適応し、変化できるものが生き残るということがわかります。 しかし、変化に対して恐れや抵抗を感じる方も多いかと思います。
私たちの周りには、変化を恐れて現状にしがみつく人、逆に新しいことにチャレンジする人がいます。 どちらが良い悪いではなく、大切なのは自分がどう生きたいのか、何を求めているのかということです。
自分のペースで、心地よい変化を少しずつ取り入れていくことが重要だと思います。
金子さんの言葉
「・・・・・・そこでも重要になるのは、やはり可塑性です。 変わりやすさや「ゆらぎ」といった不安定に見える性質が、生命や社会を理解する上でカギになると考えられます。」
変化を受け入れることの大切さ
私たちの人生は常に変化の連続です。 それにどれだけ柔軟に対応できるかが、より良い未来を切り開く鍵になるのではないでしょうか。 変わることが怖いのは自然なことですが、その先に新しい発見や成長が待っていることを忘れないでください。
私自身、患者さん一人ひとりの状態が常に変化していることを感じています。 そのため、治療法やケアも常に変化させていくことが大切です。
ゆらぎを受け入れることで生まれる可能性
「ゆらぎ」は一見不安定で怖いものかもしれませんが、そこには新しい可能性が隠されています。 私たちの社会や生命の成長は、こうした「ゆらぎ」を受け入れ、変化に対して柔軟に対応することで進化していきます。
「変わることを恐れず、新しいことに挑戦することで、豊かな人生を築いていけるのではないか。」
まとめ
「ゆらぎ」を恐れず、私たちはそれを受け入れて前進していくべきです。 それによって、新しい可能性が開けるかもしれません。最終的に大切なのは、自分がどう生きたいのかということです。
変化を恐れず、新しいことに挑戦し、より豊かな人生を送ることができるよう、共に前を向いていきましょう。
もし、何か悩んでいることがあれば、どうぞご相談ください。共に歩んでいけるようサポートいたします。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼投稿者プロフィール
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