アレルギー治療の新常識!薬に頼らない健康法とは?

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

アレルギーは薬で抑えるだけではなく、体の内側から改善することが重要です。

最新の研究では、腸内環境や体温管理がアレルギーの発症や症状の悪化に大きく関係していることが明らかになっています。

本記事では、アレルギー専門医の私が、薬に頼らず健康を取り戻す方法を解説します。

アレルギー専門医が語る、薬だけでは治せない理由

アレルギー治療では、症状を抑えるために薬を使い、生活習慣の改善を指導することで、症状を「コントロール」することがある程度可能です。

しかし、それだけでは根本的な解決にはならない場合があります。

多くの患者さんが、

「薬を使い続けなければならないのか?」

「生活の質をもっと向上させる方法はないのか?」

と悩まれています。

腸内環境とアレルギーの意外な関係

最近の研究によると、腸内フローラが乱れている人はアレルギー症状が悪化しやすいことが分かっています。

腸内細菌のバランスが崩れると、免疫の過剰反応が起こりやすくなり、アレルギー症状が悪化することがあります。

そこで、私は 腸内環境管理士 の資格を取得し、患者さんに適切な食生活や発酵食品の摂取、腸内細菌を整える方法をアドバイスできるようになりました。

体を温めるとアレルギーが改善する?

また、 温活 も重要です。

体温が低いと血流が悪くなり、免疫機能が低下することが分かっています。

慢性的な冷えは、アレルギー症状を悪化させる要因にもなり得ます。

そのため、 温活士 の資格を取得し、患者さんに体を温める生活習慣や、血流を改善する方法を提案しています。

断食(ファスティング)で免疫が変わる?

さらに、 ファスティング(断食) も健康維持に役立つ手段の一つです。

私自身も実践していますが、患者さんに対しては現状、私から積極的にお勧めすることは行っておりません。

ファスティング

短期間のファスティングは、腸を休め、免疫のリセットを促す効果が期待できるとも言われていますが、ご興味のある方には、公認ファスティングカウンセラー の資格を生かして、適切な方法をお伝えできるよう準備しています。

総合的なアプローチでアレルギーを克服する方法

アレルギー治療は、単に薬で症状を抑えるだけではなく、 腸活・温活・ファスティングを含めた総合的なアプローチ が重要です。

これらの知識と経験を活かし、患者さんがより健康で快適な生活を送れるようにサポートしていきます。

まとめ

「なかなか良くならない」「薬に頼る以外の方法が知りたい」という方は、ぜひご相談ください。

健康への道は一つではありません。

一緒に最適な方法を見つけていきましょう。

📌 腸内環境を整えるための食べ物リスト

  • ヨーグルト
  • 発酵食品(納豆、味噌、キムチなど)
  • 食物繊維が豊富な野菜・果物

📌 体温を上げる生活習慣リスト

  • ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
  • 適度な運動(ウォーキングなど)
  • 冷たい飲み物を控える
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
日本喘息学会認定喘息専門医
日本内科学会認定内科医
日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー
日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士

日本温活協会認定温活士
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。