【要チェック】「更年期かも?」と思ったら、実は呼吸器疾患だった?

本日の内容のまとめ

更年期と思っていたら、実は呼吸器疾患だった!
更年期指数チェックツールを紹介
息切れ・動悸・ほてりは呼吸器の病気の可能性も
当院では更年期の治療は行いませんが、呼吸器疾患の診断が可能
症状が続く場合は、早めに専門医に相談しよう!

息切れ・ほてり・動悸…それ、本当に更年期?


最近、こんな症状で悩んでいませんか?

✅ 顔がほてる、汗をかきやすい
✅ 息切れや動悸がする
✅ 眠りが浅く、夜中に目が覚める
✅ イライラしやすくなった
✅ 疲れが取れない、倦怠感が続く

「更年期だから仕方ない」と思っていたら、実は呼吸器疾患だった ということも。

更年期の症状と 喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患) は意外と似ているため、自己判断は危険 です。


本記事では、更年期の症状と呼吸器疾患の違いを解説し、簡単にセルフチェックができる方法をご紹介 します。

さらに、どの症状なら当院で相談可能かをお伝えします。

「もしかして…」

と不安な方は、最後まで読んでみてください!

更年期と呼吸器疾患の症状は似ている?

更年期には、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により 自律神経のバランスが乱れやすくなります

すると、次のような症状が出やすくなります。

更年期の症状

顔のほてり・異常な発汗 → 血管が拡張・収縮しやすくなるため
息切れ・動悸 → 自律神経が心臓や肺の働きを調節しているため
寝つきが悪い、浅い眠り → 自律神経の乱れが影響
イライラしやすい → 神経伝達物質の変化による影響
疲れやすい・倦怠感 → エネルギー消費のバランスが崩れるため

しかし、これらの症状は 呼吸器疾患 でも現れることがあります。

更年期と思ったら違った?

  • 動悸・息切れが多い → 実は喘息やCOPDの可能性
  • 寝つきが悪く、夜中に目が覚める → 呼吸が浅くなっているかも
  • 疲れやすく、だるい → 酸素供給不足が原因かもしれない

「更年期かな?」と思っている人の 20%以上 は、実は別の病気が隠れていると言われています。

【簡単チェック】更年期?それとも呼吸器疾患?

「私の症状は更年期? それとも呼吸器疾患?」と迷ったら、
セルフチェックで簡単に診断 してみましょう!

📝 更年期指数チェック(チェックするだけで診断!)

専用ツール更年期症状のレベルを数値化できます

風邪をひいていないのに咳や息切れが続く → 呼吸器疾患の可能性大
寝つきが悪い+朝のだるさがひどい → 酸素不足が原因の可能性も
急にのぼせるけど、夜間は呼吸が苦しい → 更年期と喘息の併発かも

📲 「更年期指数セルフチェック」は専用ツールで!

【セルフチェック】更年期指数を確認しましょう

下記フォームで、更年期指数を簡易的にチェックできます。合計点数によっておおまかな状態を把握し、必要に応じて専門医の診察を受けましょう。
※結果はあくまでも目安です。疑わしい症状がある場合は医療機関を受診してください。

1. 顔がほてる




2. 汗をかきやすい




3. 腰や手足が冷えやすい




4. 息切れや動悸がする




5. 寝つきが悪い、または眠りが浅い




6. 怒りやすい、すぐにイライラする




7. くよくよしたり、落ち込んだことがある




8. 頭痛、めまい、吐き気がよくある




9. 疲れやすい




10. 肩こり、腰痛、手足の痛みがある





「更年期だから仕方ない」と思っていると、呼吸器疾患を見逃してしまうことがあります。

早めにチェックしてみましょう!

当院で相談できる症状と、他科を受診すべき症状

✅ 当院(やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック)で相談可能な症状

呼吸器の病気が疑われる

☑ 息切れがある(運動時、夜間に悪化する)
☑ 慢性的な咳が続いている
☑ ぜんそくのような「ヒューヒュー・ゼーゼー」という音がする
☑ 呼吸が浅く、寝ていると苦しくなる
☑ 風邪を引いていないのに咳・痰が長引く

これらは 喘息やCOPD、過敏性気管支の症状 かもしれません。

更年期とは関係なく 呼吸器の検査が必要 な可能性があるため、お気軽にご相談ください。

❌ 婦人科での診察をおすすめする症状

更年期が疑われる

☑ ホットフラッシュ(突然ののぼせや異常な発汗)
☑ 月経の変化(周期が乱れる・閉経前後の不調)
☑ 極端な気分の浮き沈みや抑うつ感
☑ 体の冷えやしびれ、手足の強いむくみ

これらの症状は ホルモンバランスの変化が主な原因 である可能性が高く、更年期障害の治療には 婦人科の診察が適しています。

当院では更年期の診断や治療は行っておりませんが、呼吸器の病気との鑑別が可能です。

「どちらかわからない…」という方は、まずはご相談ください。

こんな症状が続くときは病院へ!

次のような症状が続く場合は、自己判断せず 専門医の診察を受けましょう。

病院への受診が必用なサイン

動悸や息切れが頻繁に起こる → 呼吸器疾患の可能性あり
夜中に咳が止まらない → 喘息の初期症状の可能性
疲れが取れない、倦怠感が続く → 酸素供給不足が原因かも
更年期の症状が強すぎて生活に支障が出る → 婦人科での診察が必要

呼吸器疾患は、早期発見・早期治療が鍵 です。

「更年期かも?」と放置せず、気になる症状がある方は 専門医に相談 しましょう。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックのご案内

🏥 診療科目:呼吸器内科・アレルギー科・皮膚科
👨‍⚕ 院長:山口裕礼

当院では、
更年期と誤解されやすい呼吸器疾患の診断
喘息・COPDなどの専門的な診療
適切なセルフケア・生活改善アドバイス
を行っています。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
日本喘息学会認定喘息専門医
日本内科学会認定内科医
日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー
日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士
日本温活協会認定温活士
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。