🌸しあわせは「食べて・寝て・待つ」ことから🌙第5話から学ぶ、しあわせの見つけ方

〜心と体をととのえる薬膳ライフ〜

ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』第5話から学ぶ、しあわせの見つけ方

こんにちは。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

📺今回はNHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』の第5話をきっかけに、
「人生をもっと楽に、楽しく、健康的に生きるヒント」
薬膳の視点からたっぷりご紹介します🌿✨

🏔️【1】山に行って鳥の声を聴くことの意味

主人公がふらっと山に出かけ、ただ鳥の声を聴く──
この静かな時間こそが、現代人に欠けている「心の栄養」なのです🕊️

🌿薬膳の考えでは、「緑」や「自然」は肝の疲れを癒し、自律神経を整える効果があります。
深呼吸して風を感じ、鳥のさえずりに耳を傾けることで、
交感神経から副交感神経へと自然に切り替わり、
🌱「緊張」から「安心」へと心がほどけていくのです。

🍽️【2】栗ご飯とまいたけ弁当は、心の滋養

🍱秋の味覚、栗ご飯🌰まいたけ弁当🍄はまさに薬膳の宝箱!

  • 栗🌰 … 胃腸を整え、元気(気)を補う食材。疲労回復に◎
  • まいたけ🍄 … 免疫力を高め、風邪やアレルギー対策にも効果的

お弁当箱を開けたときのほっこり感。
これはただの食事ではなく、“自分をいたわる儀式”なんです🧘‍♀️💖

🥘【3】しめじと鶏つくねの鍋でぽかぽかに

寒い夜にぴったりなのが、しめじと鶏つくねの鍋🍲

  • 鶏肉は「温性」食材で、体を内側から温めてくれます🔥
  • しめじは「気血」を補い、疲れた体を回復させてくれる名脇役

🌕夜の静けさの中、ぐつぐつ煮える鍋を囲みながら食べる──
それだけで、心まで温まるのが薬膳のすごいところです。

☕【4】和紅茶ってなに?心と胃腸を整えるお茶

和紅茶(わこうちゃ)は、日本で生産された紅茶です。
輸入品のセイロンやダージリンよりも渋みが少なく、まろやかでほんのり甘い香り🍯が特徴。

📌薬膳的には、体を冷やしにくく、胃腸をやさしく温める効果があります。
ストレスで食欲が落ちたとき、ホッとひと息つきたいときにぴったりです🫖✨

和紅茶+ナッツのケーキ🧁=心を癒す最強コンビ💓

🌰【5】ナッツのケーキで心のゆらぎに栄養を

ナッツは「腎」と「脳」に栄養を届けるスーパーフード💡
くるみやアーモンドには、ビタミンEやミネラルが豊富で、心を安定させる働きがあります。

ストレスがたまったときに「ちょっと甘いもの」が食べたくなるのは、
体がちゃんと助けを求めているサインなんです🍰🌿

🐚【6】牡蠣を海苔で巻いて焼く✨ 滋養強壮レシピ

牡蠣(かき)は薬膳でも「腎精(じんせい)」を補う最強食材です💪
貧血、疲労、イライラ、不眠…そんな不調に効果大!

🌊さらに、海苔と一緒に焼くことで

  • ヨウ素
  • 食物繊維
  • ミネラル

がプラスされ、まさに“薬膳おつまみ”の完成🍶🔥

🌞【7】干し柿は太陽がつくる薬

「柿は体を冷やす」といわれますが、
🍂干し柿になると“温性”に変化し、肺や腸に優しいおやつに変身します✨

薬膳では、「お日さまの力」は素材の性質を変えると考えます🌞
冷たい性質を温かくし、穏やかにしてくれる。
まるで、陽だまりに包まれるような食べ物です🍊

🧁【8】中国のむしぱん:料理に没頭できる幸せ

小麦粉と水と少しの甘さで作る中国のむしぱん
ただ蒸すだけ。でもそれがいい。

料理って、没頭できる時間なんです。
「頭の中のぐるぐる」を止めて、
手と心をつかって、自分を癒す時間になります👐✨

🌀【9】ヤングケアラーの苦悩と「見えない重荷」

ドラマの中では、若くして介護を担ってきた「ヤングケアラー」の話がありました。
周囲は「すごいね」「がんばってるね」と言うけれど──

🔸本人の悩みは、本人にしかわからない
🔸暗い感情は、一度芽生えると簡単には消えない

この言葉、胸に響きませんか?

だからこそ、「食べて・寝て・待つ」時間が、
人生の再出発のスタートラインになるのです🍽️🛌

🔁【10】もらったら律儀にお返しする──ご縁を育てる

誰かから何かをもらったら、
「ありがとう」と共に、なにかを返したくなる

それは形式じゃなく、人と人の「ご縁」を大切にする心🌸

律儀な気持ちは、他人のためのようで、
実は自分の心を落ち着かせ、整えてくれるものなんです。

✈️【11】旅は“非日常”という薬

「いつもの日常」から離れること。
それが、旅という薬です🧳✨

🏖️旅先の風景
🍽️初めての味
🚉知らない町の空気

それらが、私たちの固まった感情や思考をゆるめてくれる
ときには「どうでもよいこと」を手放し、
心の中に新しい風を吹かせましょう🌬️

🌟【まとめ】人生は、もっと楽に・楽しく・健康的に

「食べる・寝る・待つ」──
これは、怠けることでも、何もしないことでもありません。

🌿これは、**自分を信じて整える“暮らしの作法”**です。
🌙夜にゆっくり寝る
🍚丁寧にごはんを食べる
🕰️あせらず「時」を待つ

それだけで、人はまた立ち上がれる。


🎀しあわせは、外から来るものではなく、
日常のなかに、すでに用意されているのかもしれませんね😊

あなたの今日が、少しでも軽く、あたたかくなりますように🍀


やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)