🥚えっ⁉この卵、本物じゃないの?~ある日の“お弁当”からはじまる人工たまごの話~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

今日は、ちょっとビックリした家族のエピソードをシェアさせてください🍱

お昼にお弁当を食べていたら、我が子が中の卵をじーっと見てひとこと。

「ねぇ、これって…本物のたまごじゃないんでしょ?YouTubeで見たよ」😳

え?なにそれ…と思って調べてみたら、どうやら「人工たまご」というものが存在するようなんです😨

🍳そもそも「人工のたまご」ってなに?

スーパーやレストランで出てくる「ゆで卵」や「目玉焼き風」の卵の中には、実は“一から卵を割って作ったもの”ではないことも。

いわゆる液卵と呼ばれる、割った卵を工場で再加工したものが使われることがあります。

もっと進むと、ゆで卵のように「黄身と白身がくっきり分かれている“風”」のものまで登場💡

例えば、スライスしてもどこを切っても金太郎飴のようにキレイなゆで卵の断面…
それって、本当に自然なものなんでしょうか?🤔

🧪加工卵には何が入っているの?

たとえば有名な冷凍食品の目玉焼き風商品には、以下のような原材料が使われています:

  • 液卵(もちろん本物の卵ですが加工されています)
  • デキストリン(トウモロコシ由来の糖分)
  • ゼラチン、還元水あめ、酵母エキス
  • 加工でん粉、増粘剤(キサンタンガムなど)
  • 発色のための色素(カロチノイドなど)
  • 調味料(アミノ酸等)など

🟡これらの多くは人体に害がないとされています。

でも、大事なのは「私たちが“卵”だと思って食べているものが、実は加工食品だった」ということなのです。

🧒子どもは“本物かどうか”に気づく時代

今回、子どもが「これは本物じゃないでしょ」と気づいたことに正直おどろきました😲

でも、今の子どもたちは動画やSNSから、私たち以上にいろいろな情報を得ています。

“食品の裏側”にも、案外詳しかったりします📱✨

🍽️外食やお弁当も選ぶ時代へ

もちろん、加工食品が悪いとは一概に言えません。
食品ロスを防いだり、安全に大量生産できたりというメリットもあります。

ですが、「私たちが何を食べているのか」を知ること・選ぶことがますます大切になってきているなと感じます。

🏥医療と食の共通点とは?

私たちのクリニックもそうですが、医療でも「見た目」や「表面的な情報」だけではわからないことがたくさんあります。
検査の数値も大事。でも“何を背景にしているか”を見なければ、本当の原因にたどり着けません。

食べ物も同じ。
パッと見て「おいしそう」でも、「何が入っているか」を知ることで、自分や家族の健康を守る第一歩になるのです🍀

✨まとめ|食べ物を信じる、その前に

人工たまごの話は、ほんの一例。
加工食品が悪いわけではありませんが、「何が入っていて、どんな背景で作られているのか」をちょっとだけ意識してみませんか?

毎日全部を手作りするのは大変ですが、「今日は本物のゆで卵を使ってみようかな」
そんなちょっとの選択が、未来の健康につながるかもしれません☺️


💬みなさんも「これ本物?」と感じた経験、ありませんか?

当院では、健康だけでなく「食の安心」についても一緒に考えていけたらと思っています🍀

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)