💨「更年期と息苦しさ…その症状、喘息かも⁉」

👉 自律神経・副交感神経優位・LAMAの活用
🌙更年期に“息苦しさ”が出るのはなぜ?
「なんだか最近、呼吸が浅い気がする…」
「胸がつまるような、息が吸いにくい感じがある…」
更年期を迎えた女性の中には、こうした《息苦しさ》を訴える方が少なくありません。
その原因のひとつに
👉 ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れ
があると考えられています。
特に「副交感神経」が優位になりすぎると、気道が収縮しやすくなり、咳や息苦しさといった症状が出やすくなるのです😷💦
🚨それ、実は“喘息”の可能性も⁉
更年期の息苦しさや咳は「なんとなくの体調不良」として見過ごされがちですが、
実は**大人の喘息(成人発症喘息)**が隠れていることもあります。
✅ 更年期喘息の特徴は?
- 咳が長引く(とくに夜間や朝方)
- 風邪が治っても咳が続く
- 息がゼーゼー・ヒューヒューする
- 胸が苦しい・重い
このような症状がある方は、呼吸器専門医の診察を受けてみることをおすすめします🩺✨
🧠ホルモンと自律神経の“連動関係”とは?
エストロゲン(女性ホルモン)は、実は
👉 自律神経を安定させる役割
も担っているんです。
そのため更年期になると、
🌊交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)のバランスが乱れ、
🚗気道が“過剰に収縮”してしまうことも。
このような背景があるため、更年期の女性では
➡️ 喘息症状が悪化しやすくなる
というわけです💡
💊“LAMA”という治療選択肢も!
症状が強い方には、LAMA(吸入用抗コリン薬)という選択肢もあります。
📌LAMAとは?
LAMA(Long Acting Muscarinic Antagonist)は、
気道の筋肉をリラックスさせて呼吸をラクにするお薬。
もともとはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)で使われていましたが、
🌸最近では、喘息の追加治療としても用いられています。
✅LAMAのメリット
- 気道の“副交感神経の影響”を抑える
- 息苦しさや咳が軽くなる
- 夜間の発作予防にもつながる
とくに更年期以降の女性で、「交感神経が弱く、副交感神経が強く出やすいタイプ」には非常に有効です💪✨
🏥クリニックでできるサポート
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
🧬ホルモン・自律神経・呼吸の連動をふまえた診療を行っています。
症状がつらい方には、
📌 LAMAを含めた適切な治療
📌 ストレス・自律神経ケアのアドバイス
📌 漢方や栄養指導を含めた“第二診察室”でのサポート
もご提案しています✨
🌼まとめ|「更年期の息苦しさ=年齢のせい」と思わずに!
「更年期だから…」とあきらめずに、
📣 呼吸の変化にも耳をすませてみてください。
息苦しさや咳は、早めに対応することで改善できる症状です😊
少しでも「気になるな」と思ったら、お気軽にご相談くださいね🌿
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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