🩺「かかりつけ医」って、どんな存在?

~実は、私がびっくりすることもあります~
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の 山口裕礼です。
診察中、ときどき患者さんから
「先生は私の“かかりつけ医”ですから😊」
と言っていただくことがあります。
そのお気持ちは本当にありがたく、医師として光栄でもあります✨
…が、実はその言葉に少しびっくりしてしまうこともあるのです。
今日は、
✅ 患者さんが思う「かかりつけ医」
✅ 医師側が考える「かかりつけ医」
この“ちょっとしたズレ”について、やさしくお話しします🌿
🧡 患者さんにとっての「かかりつけ医」
多くの患者さんにとって、
✅ いつでも診てくれる
✅ 困ったときにすぐ行ける
✅ 話を聞いてくれる
✅ 優しい
✅ なんとなく安心
このような存在が「かかりつけ医」だと思います😊
これはとても自然で素敵な感覚です✨
🧠 医師側が考える「かかりつけ医」とは?
一方、医師側が考える「かかりつけ医」とは、
✅ 定期的に通院している
✅ 治療方針を共有している
✅ 生活背景も含めて理解している
✅ 継続して健康管理を任されている
✅ お互いに信頼関係が積み重なっている
このような“時間をかけて育つ関係”だと考えています🌱
😳 だから、こんな「ズレ」が起きることがあります
たとえば…
✅ 年に1回だけ来院
✅ 何年も空いてから突然来院
✅ 普段は他院にかかっている
✅ 困ったときだけ受診
こうした場合でも
「先生は私のかかりつけ医ですよね?」
と言われることがあり、
正直なところ 少し戸惑ってしまうことがあります💦
🏠 「一見さん」と「かかりつけ患者さん」は違います
もちろん、
🙏 初めて来院される方
🙏 久しぶりの方
すべての患者さんを私たちは大切に診療しています✨
それは当然のことです。
ただ、
🔹 初診の方=かかりつけ医の関係
🔹 数年ぶりの方=かかりつけ患者
というわけではありません。
「かかりつけ」とは、
“困ったときだけの関係”ではなく、
日常から続く信頼関係なのです🍀
📣 急に「かかりつけ医です」と言われると…正直に言います
これは、あえてやさしく正直にお伝えします。
✅ 普段は他院
✅ 必要なときだけ突然来る
✅ 治療の継続もない
✅ 状況も把握できていない
このような状態で
「かかりつけ医ですから、何とかしてください」
と言われると、
医師として十分な責任ある医療ができず、困ってしまうのが本音です😔
これは患者さんを否定しているのではなく、
安全な医療のために必要な現実です。
🌷 もし本当に「かかりつけ医」だと思ってくださるなら…
それは本当にうれしいことです😊✨
その場合、ぜひこんな関係でいられたら理想です。
✅ 体調の変化を継続的に相談できる
✅ 治療を一緒に考えられる
✅ 定期的に状況を確認できる
✅ お互いに信頼を積み重ねていける
このような方こそ、
「かかりつけ患者さんにふさわしい」と私は思います🌸
🍀 最後に大切なこと
「かかりつけ医」は
✅ 肩書きではなく
✅ 言葉だけでもなく
✅ 時間と信頼で育つ関係
だと、私は考えています。
どんな患者さんも大切にしています✨
そのうえで、
🌿 長く
🌿 安心して
🌿 お互いに信頼できる
そんな関係を、これからも一緒に築いていけたら嬉しいです😊
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞
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