🍽ピラティス前後の食事と生活習慣、どうすればいい?

〜効果を最大化する“ちょっとした工夫”〜

こんにちは☀
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

ピラティスを続けていると、
「もっと効果を出したい」
「疲れにくくなりたい」
「体質改善もできたらいいな」
そんな想いが湧いてくる方も多いのではないでしょうか?

実は、ピラティスは“やり方”だけでなく、“前後の過ごし方”でも効果が変わります。

今回は、医学的な観点から見た“ピラティス前後の食事と生活習慣”について、具体的に解説していきます🧘‍♂️✨

🍎【ピラティス前】のおすすめ習慣

✅1. 食事は「軽く・消化のよいもの」を1〜2時間前に

空腹すぎると集中できず、満腹すぎると動きづらい…
ピラティス前は「軽食」がベストです✨

🍌 おすすめ:

  • バナナや果物
  • おにぎり1個程度
  • ナッツ・豆乳・ゆで卵などのたんぱく質系スナック

☕ 避けたいもの:

  • 揚げ物・油の多いもの
  • アルコール・糖分の多いドリンク

→消化に負担がかかると、体幹が意識しにくくなります。

✅2. カフェインは控えめに/水分はしっかりと

利尿作用のあるカフェインは、脱水を引き起こす可能性があります。
ピラティス前は常温の水や白湯がおすすめです。

✅3. 呼吸を深くするために「背中を丸めない」意識を

ピラティスは“呼吸の質”が命。
レッスン前から背筋を意識することで、胸郭が開き、酸素効率がアップします🫁

🥗【ピラティス後】のおすすめ習慣

✅1. 筋肉を回復させる「たんぱく質」+「ビタミン・ミネラル」

ピラティス後30〜60分は“吸収のゴールデンタイム”✨
しなやかな筋肉をつくるために、良質なたんぱく質を摂りましょう。

🥚 おすすめ:

  • 卵、鶏むね肉、豆腐
  • サラダ+ナッツ+オリーブオイル
  • 発酵玄米や雑穀米

→消化に負担のない範囲で、“内臓を休ませながら栄養補給”を意識。

✅2. 水分補給で「老廃物のデトックス」

呼吸・代謝・筋肉運動で微細な汗が出ています。
常温の水・麦茶・ルイボスティーなどで、内側から巡りを整えましょう。

✅3. スマホを見ずに“休む時間”をつくる

せっかく整った副交感神経のバランスを乱さないために、
レッスン後30分くらいはスマホをオフ📵✨

深い呼吸を意識しながら、静かな時間をつくるのがおすすめです。

💤番外編:睡眠の質がピラティスの“持続力”を左右する

ピラティスで得られた整った感覚を**「定着させる時間」が睡眠**です。

✔ 寝る前のスマホ断ち
✔ 寝る3時間前までに夕食
✔ 就寝前に深呼吸 or 軽いストレッチ

こうした“眠りのピラティス”こそ、姿勢と代謝を根本から変える鍵かもしれません🌙

💬まとめ:ピラティスは「動いていない時間」も大切に

ピラティスは、スタジオでの60分だけでは完結しません。

  • 前の過ごし方で、効果が出やすくなり
  • 後の習慣で、整った体が定着していきます

ちょっとした工夫で、ピラティスはもっとあなたの味方になってくれます😊


📍次回は「姿勢改善に役立つ日常の座り方・歩き方」もご紹介予定です。
どうぞお楽しみに!

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)