🧘‍♂️マシンピラティス vs マットピラティス

どちらが自分に合う?違いと注意点を医師が解説

こんにちは。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

ピラティスに興味をもった方が、まず悩むのが
「マシンとマット、どっちを選べばいいの?」ということではないでしょうか?🤔

実際、私も始める前はよく分からず戸惑いました。
しかし、実際に体験してみると、その違いは想像以上に大きいと実感しています。

今回は、マシンピラティスとマットピラティスの違い・特徴・注意点
「医師」かつ「ピラティス初心者」の視点からご紹介します。

🔧マシンピラティスとは?

特徴:

  • 専用の機器(リフォーマーやキャデラックなど)を使って行う
  • バネや滑車のサポートにより、動きが正確になりやすい
  • 初心者でも正しいフォームがとりやすい
  • 体に負担をかけずに“伸ばす・支える・整える”感覚がつかみやすい

医師の視点:

🩺 首・肩・腰に不安がある方にも安心です。
機器が支えてくれるので、自重に頼らず、負荷を細かく調整できます。

🧘‍♀️マットピラティスとは?

特徴:

  • マット1枚あればどこでもできる
  • 自分の体重(自重)で動くため、体幹のコントロール力が鍛えられる
  • 呼吸や集中力、精神的リフレッシュ効果も◎

医師の視点:

🩺 筋力が弱い方や姿勢が崩れている方には、ややハードルが高い面も。
ただし、継続すれば“本当の意味での姿勢改善”につながります。

⚖比較表:マシン vs マット

項目マシンピラティスマットピラティス
補助◎(機器あり)△(自分の力のみ)
姿勢矯正◎ とても効果的◯ 継続が大切
難易度初心者向け中〜上級向け
負荷調整細かく可能基本は一律
場所の自由度△(スタジオ中心)◎(自宅でもOK)
コスト高め(1回7,000円前後)比較的安価 or 無料

💡選び方のポイントは?

  • 正しいフォームを最初に学びたい → マシン
  • 自宅でコツコツやりたい → マット
  • 姿勢や筋力に自信がない → マシンからのスタートがおすすめ
  • ピラティス経験者で体幹を鍛えたい → マットでしっかりトレーニング

🌟理想は、「マシンでフォームを学んで、マットで習慣化」です。

⚠注意点とアドバイス

🔸マシンピラティス:

  • 初回は必ずパーソナルレッスンを受けるのがおすすめ
  • 機器の使い方は独特なので、インストラクターの指導が必須

🔸マットピラティス:

  • 自己流はNG。動画だけで始めると間違った姿勢に陥りやすい
  • 体幹が弱いと、首や腰を痛める原因になることも

🗣まとめ:「あなたの体に、合った選択を」

どちらが優れているというよりも、
「今のあなたの身体状態に合っているかどうか」が大切です。

私は、
🌀 SKY10で明らかになった「多くの方の首・肩・腰の弱点」
🪑 デスクワーク中心の生活で“整える力”が弱っていること

こうした背景を踏まえ、まずはマシンピラティスから始めました。
効果を実感したら、日常ではマット習慣でサポートする予定です。


🏁ピラティスは、「気づいた人」から整い始めます。

1人でも多くの方が、自分の体を労わり、
本来の呼吸と姿勢を取り戻すきっかけになれば幸いです🌿

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)