🚶‍♀️姿勢改善に効く!日常の「座り方」と「歩き方」5つのコツ

こんにちは☀
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

ピラティスを始めてから、日常生活にも意識が向きます👇

「ふだんの生活で“姿勢を良くする”には何に気をつければいいですか?」

答えはシンプルです――
“座り方”と“歩き方”を見直すこと。

実は、ピラティスで学ぶ身体感覚の多くは、
日常動作を少し変えるだけで生かせるのです😊

今回は、誰でもできる「姿勢を良くする日常動作のポイント」を5つにまとめました✨

🪑【座り方編】 〜骨盤と背骨を味方に〜

✅1. 骨盤を「立てる」意識で座る

背もたれに“もたれない”座り方がベストとは限りません。
大切なのは、骨盤を立てて坐骨(ざこつ)で座ること!

✔ お尻の下に手を入れて、左右の“ゴリゴリ”に均等に体重を乗せる
✔ 背筋を伸ばすのではなく、骨盤を立てると自然と背中が伸びる

→これだけで、首・肩の緊張が減り、呼吸が深くなります。

✅2. 脚は組まず、両足は床にぺたん

脚を組むクセがある方は、骨盤がねじれ、背骨も歪みやすくなります。

✔ 両足は「かかと・つま先ともに床につける」
✔ 膝は開きすぎず、こぶし1つ分くらい空けると◎

→下半身が安定し、体幹のスイッチがONになります。

🚶‍♂️【歩き方編】 〜「脱・前のめり」で若々しく〜

✅3. つま先で蹴るのではなく「お尻から動く」

多くの人が、足だけで歩いてしまい、腰が固まりやすくなっています。

✔ 歩き出すときは「お尻で後ろに蹴る」意識
✔ 太ももではなく、お尻・ハムストリングスを主役に

→体幹が前に乗りすぎず、腰痛・膝痛予防にも◎

✅4. 肩はゆるめて「耳と肩の距離を保つ」

歩くときに肩がすくんでいる人=呼吸が浅くなりがちです。

✔ 歩き出す前に肩を1回ストンと落とす
✔ 耳と肩の距離を遠く保ち、胸を軽く開く

→それだけで、肺のスペースが広がり、疲れにくくなります。

✅5. 視線は「斜め前」に置く

スマホを見るクセで、現代人は“うつむき体質”になりがち。

✔ 視線は“斜め上30度”くらい
✔ 首の後ろが伸びるような感覚で

→頸椎が整い、猫背やストレートネック予防にも◎

💡まとめ:「気づき」が姿勢を変える第一歩

姿勢は筋力だけでなく、
“体の使い方のクセ”が大きく影響します。

ピラティスで得た身体感覚を、
✅ 座る
✅ 歩く
✅ 立つ
など、毎日の中で生かすことこそ、本当の“姿勢改善”です。

ちょっとした意識で、
✔ 呼吸が楽になり
✔ 疲れにくくなり
✔ 見た目も若々しくなります✨


📍次回は「姿勢が整うと何が変わる?呼吸・代謝・脳への影響」についてお届け予定です🧠
どうぞお楽しみに!

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)