クリニックだより 内科

対談|コロナ禍における新しい吸入指導様式

内科

吸入薬をキチンと使用していただくために!

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新型コロナウイルスの流行にともない、吸入指導の実践がなかなかできない環境です。

吸入器を使用する患者さんの多くはぜんそくやCOPDといわれる病気です。

ぜんそくやCOPDは咳や痰、息切れの症状が出ます。

咳や痰、息切れの症状の中には新型コロナウイルスの患者さんがいるかもしれません。

何も症状が無くても新型コロナウイルスかもしれません。

いかなる場所からも感染するリスクがあるため、多くの医療機関や薬局で吸入指導の実践が控えられております。

そのため、吸入薬の使用方法の使い方の練習ができない環境です。

吸入薬を処方してもらったらご自身で説明書や動画を見て学ぶ必要があります。

しかし、一人で学ぶことは難しいことがあります。

そこで、当院としては今までの吸入指導の流れを何とか維持したいと思っています。

患者さんへの感染リスクを無くす、患者さんからの感染リスクを無くす

このような観点で院内オンライン吸入指導を開始しました。

指導者(薬剤師もしくは看護師)は2番もしくは3番診察室に待機します。


写真は佐々木薬剤師

患者さんには個室で待機をしていただきます。

画面を見ながらお互いに顔をみて、お話をしながら吸入指導が可能となります。

下記のイラストのイメージで吸入指導が出来ればと思います。

患者さんに応じて、今まで通り対面での吸入指導もさせていただきます

対面の場合は間にビニールカーテンを用いております

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。