クリニックだより

黄砂の予防方法と治療

6日(木)は、大陸から黄砂が飛んでくる可能性があります

黄砂の飛来が予想される日は、特にアレルギーを持つ方や呼吸器疾患、循環器疾患のある方は以下のような対策を取ることが推奨されます。

予防方法

屋内での活動:黄砂の濃度が高い時にはできるだけ屋内で過ごし、窓や扉を閉めて黄砂の侵入を防ぎましょう。

また、エアコンの使用や空気清浄機で室内の空気をきれいに保つことも重要です。

保護具の使用:外出する際にはマスクやゴーグルを使用して、黄砂による呼吸器や目の刺激を防ぎましょう。

衣類の洗濯:外出後には、黄砂で汚れた衣類をすぐに洗うことで、室内への黄砂の持ち込みを防ぐことができます。

これらの対策によっても症状が出た場合、または既存の疾患の症状が悪化した場合には、必ず医療機関を受診しましょう。

アレルギーに関して

アレルギー症状に対しては抗ヒスタミン薬、目の症状に対しては点眼薬、呼吸器疾患の悪化に対しては増悪時の対応薬(例えば喘息では吸入ステロイドや気管支拡張薬)を使用するなど、専門医の指導の下で適切な治療を受けることが重要です。

最後に

黄砂の飛来が予想される日の健康管理には十分に気をつけ、上記の予防策を講じることで、健康を守ることができます。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。