医師の職人芸：患者と共に歩む道

2024年4月4日 2025年1月10日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

医師も職人である

書道の大家の言葉、「作家である前に職人であれ」という言葉を残されています。

これは、どんな分野でも、要はいくら理論を捏ねても実践を通してそれが表現できなくては駄目だという意味で、修練を積まねば人間、ものにならないということなのでしょう。

私も医師として、日々患者さんと向き合う中で、この言葉を深く心に刻んでいます。

医学は学問であり、科学的な根拠に基づいた治療法が確立されています。

しかし、患者さんは一人ひとり異なり、同じ病気でも症状や体質は様々です。教科書通りの治療が必ずしも最適とは限らないのです。

例えば、高血圧の患者さんに対して、降圧薬を処方することは一般的です。

しかし、降圧薬の副作用で体調を崩してしまう患者さんもいます。

そのような場合は、薬の種類を変えたり、減量したり、あるいは生活習慣の改善指導に重点を置いたりするなど、患者さんにとって最適な治療法を見つけることが重要です。

そのためには、医師は医学的な知識だけでなく、患者さん個々の状況を理解し、臨機応変に対応する柔軟性が必要です。

そして、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことも重要です。

私は、医師という仕事は、単なる知識の伝達ではなく、患者さんと共に歩む「職人芸」だと考えています。

患者さんの声に耳を傾け、一人ひとりに寄り添い、最適な治療法を提供できるよう、日々努力を重ねています。

医師と患者の信頼関係

医療現場では、医師と患者の信頼関係が非常に重要です。

患者さんは、自分の身体と人生を預ける医師に、安心感と信頼感を求めています。

医師は、患者さんの話をよく聞き、理解しようと努めることが大切です。

そして、患者さんが抱えている不安や疑問に丁寧に答え、治療方針について分かりやすく説明する必要があります。

また、患者さんのプライバシーを尊重し、個人情報を取り扱う際には細心の注意を払うことも重要です。

医師と患者が協力して治療に取り組むことで、より良い医療を提供することができるのです。

まとめ

医学は学問であり、科学的な根拠に基づいた治療法が確立されています。

しかし、患者さんは一人ひとり異なり、同じ病気でも症状や体質は様々です。

教科書通りの治療が必ずしも最適とは限らないのです。

医師は、医学的な知識だけでなく、患者さん個々の状況を理解し、臨機応変に対応する柔軟性が必要です。

そして、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことも重要です。

私は、医師という仕事は、単なる知識の伝達ではなく、患者さんと共に歩む「職人芸」だと考えています。

患者さんの声に耳を傾け、一人ひとりに寄り添い、最適な治療法を提供できるよう、日々努力を重ねています。

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

資格：医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）