🌿アトピー性皮膚炎と抗加齢医学〜慢性炎症との戦い〜

😣「治らない」「繰り返す」アトピー…実は“老化”とも関係がある?
アトピー性皮膚炎というと「子どもの病気」と思われがちですが、
✅ 大人になっても治らない
✅ ステロイドをやめると悪化する
✅ 季節の変わり目・ストレスで再燃する
という“慢性炎症体質”として、一生付き合っていく病気とも言えます。
最近では、抗加齢医学(アンチエイジング医学)の視点から、
アトピーと加齢・ホルモン・自律神経・炎症との関係が注目されています🔬
🔥アトピーの本質は「慢性炎症」と「Th2優位」
アトピー性皮膚炎では、免疫のバランスが崩れ、
Th2(ヘルパーT細胞2型)という炎症を促進するタイプの免疫が過剰に働いています🧬
このTh2優位の状態が続くと…
- 肌のバリアが壊れる
- アレルゲンや刺激に過剰反応
- 常に皮膚が“炎症モード”に😣
これが、アトピーが慢性化・悪化を繰り返す原因の一つです。
🧠抗加齢医学で読み解く「炎症と老化」の関係
抗加齢医学では、*老化とは“慢性炎症の蓄積”と定義されています。
つまり、アトピー=早期から始まる“炎症老化”とも言えるのです⚠️
特に、以下のような体内変化が関与しています👇
要因 | アトピーへの影響 |
---|---|
IL-6・TNF-α | 慢性的な炎症の増幅 |
コルチゾール(ストレスホルモン) | 長期に多いと皮膚バリアが破壊されやすい |
酸化ストレス | 肌細胞のダメージ・老化加速 |
🧴生活習慣とスキンケアで「炎症ブロック」!
✅保湿ケアは“治療の一環”です!
乾燥=バリア破綻→炎症の入り口に。
セラミド入り保湿剤やワセリンなどでしっかり守りましょう💧
✅食事と腸活も重要🌱
- 発酵食品(納豆・ヨーグルト)
- オメガ3脂肪酸(えごま油・青魚)
- 抗酸化食材(緑茶・ブロッコリー)
など、炎症を抑える食事が大切です🍽️
✅ストレス管理が超重要!
ストレスはTh2免疫を活性化し、再燃のきっかけに。
- しっかり寝る
- 頑張りすぎない
- 呼吸法・アロマ・散歩など🧘♀️
「心の炎症」を鎮める時間も意識的にとりましょう✨
🏥まとめ|アトピーと上手に付き合う“抗加齢的アプローチ”
アトピーは「体質だから」とあきらめるものではありません。
肌の老化を防ぐ=慢性炎症を抑えるという視点を持つことで、
未来の肌を守ることができるのです🌈
当院では、アトピーを「慢性炎症+生活習慣病」と捉え、
皮膚だけでなく体全体・心全体のケアをご提案しています。
お気軽にご相談くださいね🧴💬
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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