🍬【第9回 番外編】グミが原因⁉ 誰も気づいていないアレルギーの正体とは

~薬を使い続けても治らない理由、そこに“お菓子”があるかもしれません~

こんにちは🌿
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です👨‍⚕️

第9回では、臨床医としての視点から「グミによるアレルギー症状の見極め方」をお話ししましたが、
今回はその“気づかれていない側面”にスポットを当ててみたいと思います🔍✨

🧩薬を使っても、なかなか治らない人へ…

毎日のように患者さんと接していて、
以下のような方々が非常に多くいらっしゃいます👇

👩‍⚕️皮膚科に通い続けるけど…

「皮膚がかゆいんです…」
「アトピーが良くなったり悪くなったり…」
→ ステロイドや保湿剤を塗っても根本的には治らない

👃耳鼻科で薬が手放せない…

「鼻水が止まらないんです…」
「アレルギー性鼻炎と診断されて薬を飲んでいます」
年中薬を飲み続けているのに症状が続く…

🫁呼吸器内科で喘息治療中…

「吸入薬を使っているけど、夜中に咳が止まらなくなることも…」
→ 季節の変わり目以外でも症状が出るのはなぜ?🤔

👁眼科で目薬生活…

「アレルギー性結膜炎で目がかゆくて…」
→ 花粉の季節以外もずっと続く“目のかゆみ”は何?

😳もしかして、それ…グミかもしれません

これらの症状、原因が「お菓子」だなんて思わないですよね?

でも実は…

🧪 グミに含まれるゼラチン・着色料・香料・保存料
→ 少しずつ蓄積されて皮膚・鼻・気道・目に反応として現れることがあります

❌現場の医師が毎回あなたの食生活まで把握するのは難しい

忙しい外来では、医師は限られた時間で診察を行っています。
お一人おひとりに「昨日食べたお菓子」「間食の種類」「よく食べるグミのメーカー」までは聞けないのが現実です。

だからこそ、ご自身の体調と食生活をつなげて考える視点がとても大切なんです🧠💡

✅「気づく力」を持ったあなたなら、きっと大丈夫

でも、このブログを読んでくださっているあなたは、
すでに「やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの第二診察室であるブログ」で“医療の本質”に気づこうとされている方です。

✨ グミが原因かも?と一度でも思ったあなた
✨ 成分表示を確認するようになったあなた
✨ 食べたあとに症状をメモするようになったあなた

その「気づく力」は、最高の予防薬になります💊✨

🌱まとめ:自分の体は、自分で守る

  • 薬を使っても治らないときは「生活の中の何か」に目を向けてみましょう
  • グミやお菓子、飲料などの成分に目を向けるだけで体が楽になることもあります
  • 医師と患者、両方の視点から“真の改善”をめざしていきましょう💪

🔔次回(第10回)につながる一言

👉「全部やめる」必要はありません。
“選び方”を変えるだけで、体は変わる
あなたのグミとの上手な付き合い方を、次回お届けします🍇🍓✨

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)