気管支拡張剤による影響です
本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。
シムビコートは吸入ステロイドと気管支拡張剤が入っています。
気管支拡張剤の成分が患者さんによって、動悸がする事があります。
動悸は患者さんによってはすぐに収まる方もいれば、日常生活に支障をきたすこともあります。
特に問題なければ続けて構いません。
しかし、
日常生活に支障きたすようであれば、担当の先生がぜんそくの調子を考えて工夫します。
● 吸入する回数を減らす
● 気管支拡張剤が入っていない他の薬を選ぶ
ことを考えます。
吸入する回数を減らすとは・・・
・1回2吸入を 1吸入に減らすと動悸が無くなることがあります。
・1回3吸入を2吸入に減らすと動悸が無くなることがあります。
気管支拡張剤が入っていない他の薬を選ぶとは・・・
・パルミコート
・その他の吸入ステロイドのみの薬
だと動悸がなくなります。
工夫する場合はぜんそくの調子をみて、
● 薬の力強さを減らす
● 薬の力強さは同等で使用する
どちらかを考えます。
まずは担当の先生や薬剤師さんにご相談をしてみてください。
アレルギーが原因となる咳や息切れで使用する吸入薬の処方は特殊性があります。
呼吸器内科・アレルギー科における特有のさじ加減が必要です。
工夫しても良くならなかったり、気になる場合は
呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関
へ受診してください。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- クリニックだより2024年11月7日手足口病が流行中:症状、治療、そして予防のために
- クリニックだより2024年11月7日寒暖差に気をつけて、体調を守りましょう
- クリニックだより2024年11月7日横浜市のインフルエンザ流行状況と早めの対策
- クリニックだより2024年11月6日どのように人生を終えるか、日々の気づきと心の平穏