ぜんそくには、軽いものから重いものまで、さまざまな症状があります
● 2週間以上、風邪が治らない
● 薬を飲んでもよくならない
● 風邪をきっかけに咳が出るようになった
このような症状で受診をされる患者さんがおります。
● かぜ とは
体のだるい感じや寒気や関節の痛みなどの全身症状
のどの痛みや鼻水、鼻づまり、頭痛、発熱
などが現れます。
そのまま治ることも多いのですが、その後に咳や痰が出たりします。
多くは1週間以内に良くなります。
● では2週間以上も治らない風邪とは・・・
病気の一つに ぜんそく があります。
ぜんそくの場合の症状は下記のような症状が出ます。
ぜんそくは咳や、痰、のどの痛みや違和感など
● かぜ と似たような症状
もあります。
そのため、かぜだと思って風邪薬を飲んでも良くはなりません。
● 2か月から半年、1年中かぜ だと思っていた
患者さんも少なくありません。
ぜんそくの治療をしないと、なかなかよくなりません。
かぜ(風邪)とぜんそく(喘息)の分かりやすい違いは
● ぜんそくの患者さんの多くは熱がありません
患者さんの中には低体温や熱が出にくい体質もあるかもしれませんが、
かぜの場合、多くはウイルスや細菌が悪さをして37度以上の熱が出ます。
また、
● 風邪がきっかけに最初はのどが痛かったり、熱があったが・・・
● その後、咳が止まらない場合はぜんそく(喘息)が疑われます
2週間以上かぜが治らなければ呼吸器・アレルギー専門のクリニックへ受診してください
投稿者プロフィール

- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
内科2023.11.20日本初開催!高齢者重症喘息の講演会|テゼスパイア発売1周年記念
内科2023.11.17井上教授を迎えて気管支喘息の講演会|2023 New GSK Web Seminar 5
クリニックだより2023.11.15医師会向け『冬の咳』の講演|第377回旭区学術請演会「話を聞く会」
内科2023.11.14Lung Disease Seminar -循環器疾患×COPD-