調子が良いからといって、すぐに薬は減らしません
ぜんそくの調子が良いとは下に書いてあることが全て当てはまることを言います
● 夜間や朝方の咳や痰がらみが1週間以上ない
● 発作時のメプチンやサルタノールを1週間以上使っていない
● 走ったり坂道や階段で咳き込んだり、胸が苦しくならない
● 朝から晩まで調子が悪いことがない
● 胸がぜーぜーしたり苦しくなることが年間を通して一度もない
調子が良い時の薬の減らし方は、ガイドラインにおいて
● 3~6か月間、調子が良い状態であれば減らすことを試みる
となっています。
大事なことは、
● 調子が良くてもすぐに薬は減らさないこと
です。
減らしたら、症状が悪くなる事が多いからです。
【参考】
● 薬は慎重に減らす必要があります
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- 内科2024年11月21日のどを守って喘息を悪化させないために:徹底ガイド
- 内科2024年11月21日秋の喘息管理:季節の変わり目に注意を
- 内科2024年11月21日鼻炎、副鼻腔炎と咳の関係について
- クリニックだより2024年11月21日高齢化社会と共に考える—「老害」という言葉をどう受け止めるか