🌿ピラティス誕生の物語 — 喘息と戦争から生まれた「からだ整えの知恵」✨

みなさん、こんにちは😊
今日は「ピラティス」という世界的な運動法が、どのように生まれたのかを少し深掘りしてご紹介します。

👦 幼少期は喘息と虚弱体質

ピラティスを考案した ジョセフ・ピラティス氏
実は彼自身、幼い頃は喘息やくる病など体がとても弱く、よく病気に悩まされていました💨。

当時は医療が未発達で、喘息は命に関わる病気でした。
咳や呼吸困難で亡くなる方も少なくなく、まさに「呼吸ができること」そのものが、生きることに直結していた時代です。

そんな状況の中で、ピラティス氏は「自分の体を強くしたい!」という強烈な思いを持ち、呼吸法やヨガ、体操、格闘技などを学び、独自の身体メソッドを模索しました🔥。

💂 戦争と兵士のリハビリ

やがて第一次世界大戦が勃発。
ピラティス氏は捕虜収容所に送られることになります。

その収容所では多くの兵士が負傷し、ベッドから起き上がれない人もいました。
ピラティス氏はそこで 「ベッドに横たわったままでもできる運動」 を考案し、兵士たちのリハビリに役立てました。

このときに使われたのが、ベッドのスプリングを活用した運動法。
これが後に「ピラティスマシン(リフォーマーなど)」へと発展していったのです💡。

つまり、ピラティスは 「病気やケガで弱った人を立ち直らせるためのリハビリ」 としてスタートしたわけです。

🌸 苦しみから生まれた「からだ整え」

こうして生まれたピラティス・メソッドは、

  • 喘息で苦しんだ自分自身の体験
  • 戦争で負傷した兵士たちを支える必要性

この二つの背景が大きな原動力になっていました。

だからこそ、ピラティスは「強い人がさらに美しく鍛えるための運動」ではなく、
「弱った人がもう一度、生きる力を取り戻すための運動」 といえるのです。

🧘 現代の私たちへ

今の時代、私たちは戦争捕虜ではありません。
でもストレス、呼吸の浅さ、運動不足、慢性的な体調不良…
まさに「現代型の弱り」を抱えている人はとても多いです。

そんな私たちにとってピラティスは、
「体と心と呼吸を整え、もう一度よみがえるための知恵」 として、今も力を発揮しています✨。

👉 皆さんはピラティスが「喘息の苦しみ」と「兵士のリハビリ」から生まれたことをご存知でしたか?
次にピラティスをするときは、ただの運動ではなく「人を再生させる物語」を背負ったメソッドだと感じながら、呼吸を深めてみてくださいね😊。

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投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)