🌸Asthma・COPD WEB Symposium 講演を終えて

〜京都大学・ノーベル賞イヤーに寄せて〜

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の山口裕礼です。

10月10日(金)に開催された
「Asthma・COPD WEB Symposium」 が、
おかげさまで無事に終了いたしました🎥✨

🎓准教授就任お披露目講演が今週に!

〜京都からはるばる横浜へ。伝統と革新が交わる夜〜 こんにちは😊やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。 いよいよ今週、待ちに待った 准教授就任お…

🎤 COPD診療における新たな潮流

〜デュピクセントと抗加齢的アプローチ〜

私からは、
「地域医療におけるCOPD診療の進化」 をテーマに、
最新治療薬デュピルマブ(Dupilumab)を中心に、
抗加齢医学(Anti-Aging Medicine)と炎症老化(inflammaging) の視点から
COPDの未来をお話ししました。

「糖化(AGEs)」「酸化ストレス」「免疫老化」など、
これまで呼吸器疾患では語られることの少なかった概念が、
今まさに“治療戦略の軸”へと変わりつつあります。


抗加齢医学と呼吸器医療の融合が、地域医療の新しい姿を描き始めています💡

👨‍⚕️ 京大・佐藤篤靖先生との共演

〜ノーベル賞を生む知の土壌から〜

今回の第2部では、
京都大学 呼吸器内科 准教授 佐藤篤靖先生 がご登壇。

佐藤先生は「COPD)」の概念を、分子免疫学的に掘り下げてくださいました。
IL-4/IL-13/好酸球/Type2炎症――
まさにDupilumabの核心を、臨床・病態・基礎研究の三方向から解き明かす
圧巻のご講演でした🔥

そして何より、
今年のノーベル化学賞を受賞された北川進特別教授、
ノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文特任教授。

そのお二人を輩出した京都大学という土壌が、
こうした呼吸器免疫研究の最前線にも脈々と息づいていることを
強く感じました。

“ノーベル賞を生む大学”からの知の風を、
この横浜にも届けられたことを誇りに思います✨

🌼 感謝の気持ちとこれから

座長をお務めくださった
西根広樹先生(聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院)
そして多大なるご支援をいただいた関係各位、
全国からご参加くださった先生方に、心より感謝申し上げます。

学術的な熱と、人の温もり。
この両輪が、医療を未来へと進めていく力だと感じました。

🚀 今後の展望

COPD診療は「炎症」「免疫」「老化」「生活」のすべてが交わる領域です。
これからも私たちは、
“抗加齢医学 × 呼吸器医療 × 地域連携” のかけ橋として、
日々アップデートを続けてまいります。

科学と臨床の間に、温かい風を吹かせたい——
そんな想いを胸に、次の講演へと進みます🌿

🌿やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

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投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)