クリニックだより 内科

息苦しさで、心臓の病気がなかったら呼吸器の病気を疑いましょう

内科

呼吸器に病気があるかもしれません


息切れが強くあり、ほかの病院で心臓の検査したが異常はなかった。

しかし、苦しいので困っている。

このような患者さんが増えております。

息苦しさを感じる病気は

● 呼吸器の病気(気管や肺)

● 循環器の病気(主に心臓や血液の流れ)

● 消化器の病気

● 心因性疾患=パニックなども含め精神的なもの

多くの場合、苦しさの原因は心臓の病気と思って、様々に検査を行っております。

・心電図

・採血

・レントゲン

・24時間心電図

・心臓超音波検査

・なかには、カテーテル検査

したが、何も問題ないといわれた。

そのような患者さんが困って、呼吸器内科に受診されます。

心臓でも胸苦しいことはありますが呼吸器でも同じ症状をきたします。


呼吸器の病気では患者さんにとって、なじみがない特殊な検査をします

● 呼吸機能検査

● 総合呼吸抵抗測定装置 (モストグラフ)

● 呼気一酸化窒素検査

をすることにより、原因が分かってきます。

多くの場合、

● 空気の通り道(気道)が狭くなっています

原因としては、

慢性気管支炎や気管支ぜんそく

が考えられます。

一般的な、ぜんそくの症状

● せき

● 痰

● 息切れ

● ぜーぜーする

ことが多いですが、中には

なんとなく胸苦しい

と感じる患者さんも居られます。

治療をすることにより多くの患者さんは

● 苦しさが取れ、すっきりした

と感じられます。

今まで、特に病気はない、といわれた胸苦しさに関して

● あきらめず呼吸器内科に受診してください

心臓が原因の息苦しさでなければ、呼吸器の原因を疑いましょう

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。