「喉が詰まる、締め付けられる」感覚の原因と対処法

2023年6月15日 2025年1月8日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

喉の詰まりや圧迫感は、多くの場合、深刻な状態を示すものではないかもしれません

一部の人々が経験するかもしれない特定の不快感についてお話しします。

それは「喉が詰まる、締め付けられる」感覚です。

この症状は、様々な原因で引き起こされる可能性があります。

息苦しさや喉の圧迫感の一般的な原因

最も一般的な原因は、ストレスや不安です。

これらの状況は自律神経系を刺激し、身体的な症状を引き起こすことがあります。

また、逆流性食道炎も、この種の不快感を引き起こす可能性があります。

これらの病状は、胃酸が食道に逆流し、それが喉や食道を刺激することで、喉の圧迫感や痛みを引き起こします。

さらに、甲状腺の病気（例えば甲状腺腫や甲状腺炎）も考慮に入れるべきです。

甲状腺が腫れると、喉を圧迫する感覚が生じることがあります。

対処法

まず第一に、この種の症状が続く場合、専門家による診断が必要です。

原因が何であるかを特定することで、適切な治療方法を見つけることができます。

ストレスや不安が原因である場合、リラクゼーションテクニック（例えば深呼吸、瞑想、ヨガ）や心理療法が役立つことがあります。

また、適切な睡眠やバランスの取れた食事、適度な運動も重要です。

逆流性食道炎が原因である場合、食事の改善、アルコールやカフェインの摂取を控える、食後すぐに横にならないなどの生活習慣の見直しが必要となります。

また、医師による薬物療法も効果的です。

甲状腺の問題が原因である場合、その状態に応じて医療処置が必要となる場合があります。

これには薬物療法、あるいは場合によっては手術が含まれます。

まとめ
喉の詰まりや圧迫感は、多くの場合、深刻な状態を示すものではないかもしれませんが、それが継続する場合、専門家の意見を求めることが重要です。

皆さんの健康を守るために、何か異常を感じたら早めに医療機関に相談してください。

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

からだ整えラボ
① 医学＝呼吸器・アレルギー
② 生活＝腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福＝働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
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環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）
＜受賞歴＞
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞