肺炎球菌ワクチンは2種類あることをご存知ですか

ニューモバックスとプレベナーというワクチンがあります

日本の公費で助成されているものはニューモバックスのみです。

プレベナーは自費での接種となります。

肺炎球菌ワクチンの接種方法について、

● 米国では2種類の接種を推奨しています

もちろん、日本においても2つの肺炎球菌ワクチンを併用することで、

● より強い肺炎予防効果が期待されています

が、

● 日本人を対象としたデータがあまりありません

そのため、高齢者に関しては、まず

● 助成制度のあるニューモバックスの定期接種制度を利用すること

を日本呼吸器学会と日本感染症学会の合同委員会は推奨しています。

しかし、それ以前に

● ワクチンが2種類あることが知られていない

2種類を接種しようと思っても、

● 公費、自費が混合してワクチン希望者、医療現場もよく分からない

● 接種間隔が分からない

上記の問題点があり普及していない現実もあります。

医療従事者の方なら毎年多くの患者さんが

● 肺炎球菌による肺炎で亡くなる

● インフルエンザになった後に肺炎球菌によって重症化する

● 肺炎球菌によって寝たきりになる

のを目にしていると思います。

高齢者がインフルエンザワクチンをするのと同様、

● 少なくても一つ肺炎球菌ワクチンの接種をお勧めします

<2種類のワクチンを連続接種する場合のスケジュール>

● 65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチンの接種の考え方(医療従事者向け)
日本呼吸器学会/日本感染症学会合同委員会

2種類のワクチンを併用する場合のために、

● 誰でもわかる肺炎球菌ワクチンのチラシとポスターを作成中です

出来上がり次第ご案内をさせて頂きます。

ワクチンには副反応がありますので、接種の場合には説明用紙を用いてご説明します。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)