対象者の方にワクチンの助成案内が郵送されてきています
● 肺炎球菌ワクチンは肺炎の予防となり、やったほうが良いです
肺炎球菌は肺炎の原因で最も多い菌です。
● 毎年、多くの方が肺炎で亡くなられます
その可能性を少しでも減らせるならば、
● インフルエンザワクチン
と同様に
● 肺炎球菌ワクチン
もしたほうが良いです。
もちろんワクチンをすれば絶対に肺炎にかからなくなるわけではありません。
少しでも可能性が減らせるものならやったほうがよいでしょう。
呼吸器の病気においては特に
● 気管支ぜんそく、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎
などの持病を持っている患者さんは
● 肺炎球菌ワクチンの接種をおすすめします
副反応に関しては
注射部位のかゆみや疼痛のほか、発赤、はれ、軽い発熱、関節痛、筋肉痛など
インフルエンザ予防接種と同じくらいの副反応はみられますが、その多くは1~3日で消失します。
重篤な副反応は極めて少ないものの、
1)アナフィラキシー様反応
2)血小板減少
3)知覚異常、ギランバレー症候群などの急性神経根障害
などの副反応が認められることもありますので、接種にあたってはかかりつけの先生とよく相談しましょう。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- クリニックだより2024年9月16日今週開催!医療従事者向け、喘息治療の未来戦略に関するウェブセミナーのお知らせ
- クリニックだより2024年9月16日9月24日(火)から予約開始!インフルエンザワクチン接種の最適な時期と注意点
- 内科2024年9月15日講演無事終了のご報告と感謝|早期離床のリスク管理 – COPDと離床編 セミナー
- 内科2024年9月14日ウェビナー報告:東北大学 准教授 玉田勉先生 来院!