うがいの仕方が大切です
本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。
ぜんそくの治療は主に、
● レルベアなどの吸入ステロイド
を使用します。
この薬を使っていると
● 声がかれる
● 口内炎ができやすくなった
● 舌が荒れる
● 喉が変な感じする
というような副作用が出ることがあります。
多くの場合はうがいの仕方を気を付けることによって改善することが出来ます。
口をゆすぐ程度のうがいでは喉の奥に届きません。
下のイラストのように
● 上を向いてガラガラうがいをする
と奥の方の残った薬が洗い流せて、声がれもよくなります。
● 吸入を食事前にする
そうすると、声枯れの原因となる口に残った余分な薬が食事と共になくなります。
イラストは「明治うがい薬」の内容ですのでうがい液と書かれていますが水で構いません。
それでも声枯れが治らなければ・・
担当の先生にご相談して、
● レルベア200からレルベア100の規格に減量する
● フルティフォームなどの霧状の薬に変更する
● 体調をみつつ吸入を一度中止する
このような方法があります。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- クリニックだより2024年12月22日高倉健さんに学ぶ「人を想う美しさ」 ~藤沢周平の『蝉しぐれ』から~
- クリニックだより2024年12月22日高倉健さんと酒井雄哉大阿闍梨の対談 ~「一日一生」の教え~
- クリニックだより2024年12月22日高倉健さんに学ぶ「道を究める心」 ~比叡山延暦寺・酒井雄哉大阿闍梨との交流~
- クリニックだより2024年12月22日高倉健さんに学ぶ「思いやりの心」 ~介護をしている方へのメッセージ~