クリニックだより 内科

フェレットを飼ってから咳が出る理由|フェレットアレルギー

内科

アレルギーの咳の可能性があります


フェレットと一緒にいて咳がでたり胸苦しいパターン

・咳が出て止まらない

・なんとなく息苦しくなる

・鼻水くしゃみが出て咳が出る

・のどがかゆくなって咳が出る

・胸がぜーぜーして苦しい

このような場合は、

気管支ぜん息

が疑われます。

フェレットでぜん息が起きるパターン

・無治療の気管支ぜんそく

・治療しているが、調子があまり良くない気管支ぜんそく

このようなときに、

フェレットがアレルギーの原因となってぜんそくの症状がでている

と考えられます。

もともと気管支ぜんそくが分かっている場合は、

・フェレットを避ける事

・治療を強化する

このような対策が必要です。

未来にむけて、人とペット共生のための家づくり|アレルギー対応ハウス計画

問題なのは、気管支ぜんそくと診断されていない場合です。

・病気と思っていないため放置する

・運動を避けるようになる

・日常生活がなんとなく億劫になる

・気管支が弱いと思っている

・年のせいだと思っている

・タバコのせいだと思っている

放っておくと悪いことに体が慣れて、徐々に悪くなっていきます

フェレットで咳や息切れが出やすい人

・もともとアレルギー体質がある

・犬や猫など毛の生えたペットを以前からかっている

・小児ぜんそくがあった

・タバコを吸っている

・もともと風邪をひくと咳が長引きやすい

・以前に咳ぜんそく、喘息と言われた

・副鼻腔炎、蓄膿があった

・せきで吸入を使用した経験がある

このような方が、歩いて咳が止まらなかったり、苦しければ注意が必要です。


フェレットで咳が出る場合は放っておかないでください

アレルギーが原因となる咳や息切れの診断や治療は特殊性があります。

呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です

心当たりがあったり、気になる場合は

呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関

へ受診してください。

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。