喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます
肺気腫?
肺気腫は肺の中の穴で、進行すると苦しくなっていきます
病院に行ってレントゲンやCTを撮影したときに
● 肺気腫がありますね
と言われたことがあるかもしれません。
肺気腫の原因の多くはタバコの煙によるものです。
たばこの煙によって肺の中にところどころ穴が開きます。
実際に、肺の中に空いた穴の中はタバコの煙によって黒くなっています。
かなり進行した肺気腫はレントゲンで気が付くことがあります。
多くの肺気腫はレントゲンでは分かりません。
人間ドックなどでたまたまCTをした時にわかります。
タバコの煙によって肺に穴が開いたため、今ある肺気腫は残念ながら治りません
肺気腫があって、
● 痰や咳、坂道階段で息切れがある
このような場合は、
● 慢性閉塞性肺疾患
になっている可能性があります。
今喫煙しているなら、まずは禁煙をして今後これ以上に悪くしない事です。
息が苦しい事で悩んでいらっしゃる患者さんにとって、少しでも力になればと思います。
咳、痰、息切れを直したい方はクリニックの受診を考えてみてください。
長い患者さんでは3年~5年前からの息切れに困り果てて来院をして頂いております。
適切な診断と治療を行えば、
「息切れがすごくよくなりました」
と言われた患者さんもおります。
多くの患者さんは病気だと思わないので医療機関に受診しません。
受診しようと思っても気が進まない理由
・タバコを吸っているから仕方がない
・年のせいだろう
・タバコを吸っているから、病院に行っても相手にされないだろう
・先生に言っても「タバコをやめれば良くなるだろう」とまた言われるだろう
・先生に言っても「タバコのせいだから薬はない」と言われるだろう
・「タバコをやめてから来なさい」と言われないだろうか、
・怒られないだろうか
・タバコは止められないから、我慢するしかない
・タバコを昔たくさん吸っていたから仕方がない
このような気持ちがあるとどうしても病院に受診する気になれません。
当院はタバコを吸っている事に対して、禁煙を強制することはしません。
呼吸器の病気を認識し、理解して、症状を治しつつ、タバコを自ら卒業することを期待します。
タバコやアレルギーによる咳や息切れの原因をみつける検査や診断、治療は特殊性があります。
気になる場合は
呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関
へ受診してください。
当院は禁煙外来はしておりません。
詳しくは下のサイトをご覧ください。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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