クリニックだより 内科

タバコをずっと吸っているが、私は病気かどうか心配

内科

病気かどうかは検査してみないと分かりません


タバコを毎日吸っていると様々な症状が出ます。

● 咳

● 痰がらみ

● 息切れ

● 痩せる

● 坂道や階段で息切れ

毎日何年間もタバコを吸っていると、具合が悪いのに慣れてきます。

気が付いた時には呼吸器の病気になっています。

代表的なタバコによる病気は

● 肺気腫

● 慢性気管支炎

● 慢性閉塞性肺疾患(COPD):肺気腫や慢性気管支炎が進行したもの

多くの患者さんは病気だと思わないので医療機関に受診しません。

受診しようと思っても気が進まない理由がいくつかあります。

・タバコを吸っているから仕方がない

・年のせいだろう

・タバコを吸っているから、病院に行っても相手にされないだろう

・先生に言っても「タバコをやめれば良くなるだろう」とまた言われるだろう

・先生に言っても「タバコのせいだから薬はない」と言われるだろう

・「タバコをやめてから来なさい」と言われないだろうか、

・怒られないだろうか

・タバコは止められないから、我慢するしかない

・タバコを昔たくさん吸っていたから仕方がない

このような気持ちがあるとどうしても病院に受診する気になれません。

当院はタバコを吸っている事に対して、禁煙を強制することはしません。

呼吸器の病気を認識し、理解して、症状を治しつつ、タバコを自ら卒業することを期待します。

タバコやアレルギーによる咳や息切れの原因をみつける検査や診断、治療は特殊性があります。

気になる場合は

呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関

へ受診してください。

以前から痰やせきが出て、坂道や階段が苦しければ呼吸器の病気でしょう

いつも、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。

病院から紹介のあったCOPDの患者さん

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