日光に弱い方へ:肌と体を守る対策

日光に弱い方へ:肌と体を守る対策
こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
「日光を浴びるとすぐに肌が赤くなる」「外出後に疲れや頭痛を感じる」という方はいませんか?
日光に弱い体質は、肌だけでなく全身に影響を及ぼすことがあります。
今日は、日光に弱い方の特徴と、日光から身を守る具体的な方法についてお伝えします。
日光に弱い人の特徴
日光に弱いと感じる方には、以下のような特徴が見られます。
- 肌が敏感
日焼けするとすぐに赤くなったりヒリヒリしたりし、色が戻るのに時間がかかる。 - 日光アレルギーがある
日光を浴びた部分に発疹やかゆみ、湿疹が現れることがある。 - 紫外線で体調を崩す
長時間の外出で、頭痛やめまい、疲労感を感じやすい。 - 日焼け対策を怠ると肌荒れしやすい
紫外線の影響で、シミやそばかす、乾燥肌になりやすい。 - 目が光に敏感
日差しが強いと目が痛くなったり、涙が出やすい。
日光から身を守るために今日からできること
日光に弱い方でも、日常の工夫で紫外線や日光の影響を最小限に抑えることができます。
以下のポイントを参考に対策を始めましょう。
- 日焼け止めをこまめに塗る
紫外線を防ぐために、SPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを使いましょう。外出前だけでなく、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。 - 帽子やサングラスを活用する
日差しの強い時間帯に外出する際は、つばの広い帽子やUVカットのサングラスで顔や目を保護しましょう。 - 日傘やアームカバーを使用する
UVカット効果のある日傘やアームカバーは、直接的な日差しを遮るのに効果的です。 - 肌に優しいスキンケアを心がける
日光を浴びた後は、保湿をしっかり行い、肌を鎮静化させるケアをしましょう。アロエジェルや鎮静効果のある化粧水がおすすめです。 - 紫外線を避ける時間帯を選ぶ
紫外線が最も強い10時~14時の時間帯は外出を控えるか、できるだけ影を活用して歩きましょう。 - 食事で肌を内側から守る
ビタミンC(抗酸化作用)やリコピン(紫外線ダメージを軽減する)を含む食品を摂り、肌を内側からサポートしましょう。 - 体調管理を怠らない
日光を浴びた後に感じる疲労感や頭痛は、熱中症の兆候であることもあります。水分補給をしっかり行い、無理をしないようにしましょう。
日光対策のための一言メッセージ
日光に弱い体質は、肌や体に負担をかけやすいものです。
しかし、適切な対策を取ることで、紫外線の影響を軽減し、快適に過ごせるようになります。
もし日光アレルギーや肌トラブルがある場合は、専門医に相談することをおすすめします。
当クリニックでは、日光による肌トラブルや体調不良の相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼
投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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