クリニックだより 内科

猛烈な雷雨から咳や息苦しくなる理由はこちら

内科

気管支ぜん息の症状の場合があります

昨日の関東各地で猛烈な雷雨でした。

横浜でも猛烈な雨と雷でした。

停電でお困りなところもあるようです。

猛烈な雷雨の翌日に胸の調子が悪くなる病気があります


低気圧が近づいたり、去った後に胸が調子悪いパターン

● 昼間はそれほどではないのに夕方から夜に咳がでる

● 昼間はそれほどではないのに朝方に咳がでる

● 夜間明け方に咳が止まらない

● 咳で寝れない

● 咳で苦しい

● 痰がつまる たんがでる からむ

今までに下記の症状を経験されているかもしれません

● 雨の日に胸苦しくなる

● 低気圧で咳や息切れがが悪くなる

● 天気が悪いと調子が悪い

● 台風が近づくと苦しくなる

● 台風のあと、咳がひどい

● 嵐のあと、咳や息切れが悪くなる

このような場合は、

気管支ぜんそく

が一つの原因として疑われます。

特徴として

● ぜんそく発作は天気や気温、気圧の変化に影響を受けやすい

● 気候が安定している真夏や真冬よりも春・秋の季節の変わり目に多くなります

● 台風が近づいている時や、寒冷前線が通過する時などにも多くなります

台風が通過した後に症状が悪くなる理由として

● 空気中に多くの埃が舞い上がっている

● 空気中のカビが悪さをしている

ことが考えられています。

以前から低気圧や台風が近づくと苦しい

場合、呼吸器専門の医療機関で検査をすることを、おすすめします。

アレルギーによる咳や息切れの原因をみつける検査や診断、治療は特殊性があります。

嵐で咳や苦しさが悪化したら気管支ぜん息の症状が疑われます

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。