クリニックだより

自宅療養!マンション編|新型コロナウイルス自宅療養で家族感染予防!

軽症の新型コロナ、感染対策で理想なゾーニング

・毎日39度熱が出るがPCRがまだ受けられない

・PCRの結果待ちで自宅待機中

・PCRは陽性だがベッドがなく自宅待機中

・PCR陽性だが軽症のため自宅で療養中

このような場合は同居する家族に感染をさせないことが重要です。

そこで大事なことは自宅のゾーニングです。

感染している場所と感染していない場所をはっきり分けることです。

1.トイレの位置を決める

健康な方と共有する部分であり、一番重要なところです!

健康な方が感染するリスクが高い場所のため、消毒が重要。

感染の可能性のある人が使用した後、ふたがあるトイレの場合は、ウイルスが飛散しないようにふたを閉めて水を流しましょう.

感染の可能性のある人が使用した後、便器・便座・ドアノブ・照明スイッチ・流水レバーなど手が触れる部分は、消毒液に浸したティッシュや雑巾で拭きます

2. 寝る場所が決まる

 トイレから近い
 換気できる
 ドアがある部屋

3. ゾーニングの位置が決まる

4. 感染ゾーンが決まる

5.可能な限り一人で行う

・元気であれば、感染者自身が掃除をする

・家族とはベビーモニターやインターホンを使用して会話

・使用後のパジャマや寝具などはビニール袋に入れる

6.感染エリアから出ない事

7.窓の換気を行う

・日中は1,2時間に1度、5分から10分開けます

8.食事の受け渡し

・使い捨ての紙皿と割り箸を使います

・使用後はビニール袋に入れて密閉します。

9.看病する家族は感染エリアになるべく入らない事

10.共有部分を使用する場合

洗面所やお風呂を共有する場合は注意が必要です。

11.ゾーニングが決まります(イエロー)

12.感染リスクが高い共有部分のイエローゾーン

健康な方が感染するリスクが高い場所のため、消毒が重要。

感染の可能性のある人が使用した後、ドアノブ・照明スイッチ・お風呂など手が触れる部分は、消毒液に浸したティッシュや雑巾で拭きます

お風呂使用後は次亜塩素酸で消毒

タオル類はほかの家族と絶対に共有をしないこと

13.家族の出入りで気を付ける

壁には触らず、一直線にグリーン(安全)ゾーンへ

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投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。