クリニックだより 内科

ぜんそくの調子が悪い時だけメプチン、サルタノールのみを使用

内科

吸入ステロイドを使用していることが前提です


ぜんそくの調子が悪い時だけ

● メプチンもしくはサルタノールだけ使用していた

患者さんを何人か診察をしました。

メプチン、サルタノールは短時間作用型β2刺激薬と言われるものです。

使用すると、速やかに空気の通り道(気管支)を広げる作用があります。

よって、呼吸の状態が一時的に良くなる感覚があると思われます。

● これらの薬は主に発作時に使用する薬です

成人のぜんそくの場合、

● メプチン、サルタノールを発作時に使用するのは

● 発作を起こさないようにする予防の薬を使用していることが大前提です

● 吸入ステロイドが予防の薬の代表格です

成人のぜんそくの場合で

● 吸入ステロイドなどの予防する薬を使用していないで

● 調子が悪い時だけメプチンもしくはサルタノールのみの使用はいけません

今後のぜんそくの状態を悪くさせます。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。