クリニックだより 内科

大人になってもぜんそく(喘息)になるのでしょうか?

内科

80歳を超えても、ぜんそくになります


ぜんそくは子供の病気のイメージがあります。

しかし、

大人になってから、発症をすることは珍しくありません。

当院でも

● 咳が止まらない、息が苦しい

● ぜんそくと診断し、治療をしたことにより良くなった

● 80歳以降の患者さん

は普通におり、一人や二人ではありません。

呼吸器・アレルギー内科を専門にしていると

● 大人、高齢のぜんそく患者さんは何も珍しくありません

ご高齢になると

・心臓などの他の合併症があること

・吸入することのむずかしさ

・現在、過去に喫煙をしていた

様々な要因があり、診断や治療をすることが難しいこともあります。

現在ぜんそくにて問題となっているのが

● 高齢者がぜんそくで命を落とすこと

です。

ぜんそくは発作にて呼吸不全のリスクがある病気です。

診断がつかず、適切な治療がされないとリスクは高くなります。

● 大人になっても、突然ぜんそくは発症します
 (昨年までなかった花粉症が、今年になって初めて発症したと同じ感覚)

● 小児ぜんそくがあった場合、大人になってから再燃することがあります

● 80歳以降でも発症します

● 高齢になればなるほど、診断、治療の難しさがあります

なかなか治らないせきや痰、息切れがある場合は

呼吸器・アレルギーの専門のクリニックへ受診してください

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。