シムビコートは症状が悪くなったときに追加で吸入できます
中には新型コロナウイルスにかかってから症状が悪くなる人もいます
「シムビコートは1回2吸入して1日2回やって下さい。」
「発作でたら追加して吸ってもよいですよ。」
このような説明があるかもしれません。
● 発作時とは?
● 追加の吸入はどのようにするのか?
● 一日何回まで使えるのか?
● なんだかよく分からない
上記のような患者さんの声があります。
今回はシムビコートによる発作治療
● スマート療法(SMART療法)
について、ご説明します。
理解力を要するために私の中では
● 非常に高度なテクニック
と思っています。
● まず大事な事
毎日調子が良くても悪くても使う
● 定期吸入
の回数が基本になります。
● 1回2吸入して1日2回
● 朝と夕に使用
とします。
これが
● 基本の治療
です。
次に
● 発作時
● 調子が悪くなったとき
の
● 追加吸入の回数
が決まります。
定期吸入が
● 1回2吸入して1日2回
● 朝と夕に使用
ですので、
調子が悪くなったときの追加の吸入回数は
● 1日合計4吸入まで
となります。
次に実際に
● 発作になった場合
● 咳や息切れが出てきた場合
に
● 発作を速やかに抑える
目的で
● 臨時でシムビコートを吸入します
タイミングは下記のとおりとなります。
では、朝方に
● 胸苦しい咳が出てきました
発作を止めるためにシムビコートを使用していきます。
● まず1吸入してみます
それでも症状が数分(5~10分)しても収まらなければ追加します
● もう1吸入します
● 必要に応じて繰り返します
今回の追加吸入は
● 3吸入しました
きょう1日残りの追加吸入の制限は
● あと1吸入
です。
夜寝る前に咳き込んだので
● 1吸入追加しました
楽になったのでそのあとは寝れました。
シムビコートは今日一日で
● 定期吸入で4回
● 追加吸入で4回
● 合計8回
使用しました。
● 一日で使用できる回数上限
でした。
スマート療法は説明するとこのような感じになります。
絵や図、言葉で説明し
● あとは実際にやってみて慣れること
が重要と思われます。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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