ニュースウオッチ9 - NHK カビによるアレルギー

梅雨の時期はカビによるせきや痰、息切れに注意が必要です

5月12日のニュースウオッチ9をみていたら、カビによる病気が紹介されていました。

コメントをしていた医師はアレルギーの世界において非常に有名な

国立病院機構 相模原病院 臨床研究センター センター長
●  谷口 正実 先生

です。

主たる内容は

カビの一種類であるアスペルギルス・フミガータスが原因となる

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

の事でした。

梅雨の時期はカビが生えやすくなるなります。

人によってはカビを吸うことによってアレルギー反応を来し

● せきや痰、息切れ

などの

■ ぜんそくの症状

をきたします。

予防方法としては

● エアコンを使用した後に結露となってカビが出やすくなるため、30分程度、送風機能を使用する

● 風呂はカビが生えやすいため、50度のお湯(シャワー)をかける
 (やけどには注意)

● 部屋の中の本棚などを壁から離す

というような方法が紹介されていました。

暑くなると、しばらく使用していないエアコンを久しぶりに使用すると思います。

その時に埃にまじってカビも一緒に部屋の中に吐き出されます。

エアコンをつけてから

● 咳が止まらない、苦しいようなこと

があれば、埃やカビによるアレルギー反応が疑われます。

エアコンの使用し始めは注意をして下さい。

湿気に対しては除湿機も良いと思います。

調子が悪ければ呼吸器・アレルギーを専門しているクリニックへの受診をお勧めします。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)