「冷え性に悩む女性へ ~温活士の視点から体を温める大切さ~」

こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

私は医師であり、温活士の資格も持っています。
今日は、特に女性に多い「冷え性」について、医学的な視点と温活士の視点を交えてお話しします。
冷え性は「体からのSOS」

「手足が冷たい」
「お腹が冷える」
「冬だけでなく夏も寒い」
こんな悩みを抱えていませんか?
冷え性は「体質だから仕方ない」と思われがちですが、実は体の不調を知らせる大事なサインです。
特に女性は筋肉量が少なく、ホルモンバランスの変化や貧血の影響もあって冷えやすい体質の方が多いです。
体が冷えることで、こんな不調が出ることもあります。
冷え性になると
✅ 血流が悪くなり、手足が冷たい
✅ 肩こりや頭痛、むくみがひどくなる
✅ 生理痛が重くなりやすい
✅ 免疫力が下がり、風邪をひきやすい
✅ 自律神経のバランスが乱れ、イライラや不眠につながる
体が冷えていると、心もどこか元気が出なかったり、ちょっとしたことで落ち込みやすくなります。
だからこそ、「冷えない工夫」をして、体も心も温めることが大切です。
下半身を冷やさないことが鍵
温活でまず意識してほしいのが、「下半身を冷やさない」こと。
足元が冷えると、血流が悪くなり、全身が冷えやすくなります。
冷え対策におすすめの服装
冷え性の方は、気温が低い日だけでなく、室内の冷房にも要注意です。
特にオフィスや電車では、思っている以上に体が冷えてしまうことがあります。
👗 冷え性さんにおすすめの服装
✅ ヒートテックやウール素材のインナーを活用
✅ スカートのときはレギンスや厚手のタイツをプラス
✅ 「首・手首・足首」を守る「三首温活」
✅ カイロをお腹・腰・足裏に貼ると効果的
特に「三首」と言われる首・手首・足首を温めると、全身がぽかぽかしてきます。
マフラーや手袋、レッグウォーマーなどを上手に活用しましょう。
食事や生活習慣から冷えを改善
体の外側だけでなく、内側から温めることも大切です。
特に湯船につかる習慣は、リラックス効果もあり、冷え性改善におすすめです。
ぬるめのお湯(38~40℃)に15分ほどゆっくりつかると、体の芯から温まります。
最後に ー 心も温めることを忘れずに
体を温めることは、健康にとってとても大切です。
でも、心が冷えてしまっては、本当の意味で温まることはできません。
寒い日、ホッとする温かいお茶を飲んだとき。
湯船につかって、「今日もお疲れさま」と自分をいたわる時間を持ったとき。
大切な人と笑い合ったとき。
そんなふとした瞬間に、体だけでなく、心までじんわり温まることってありますよね。

私なりの温活は、「体を冷やさないこと」だけではなく、「心をほっとさせること」も大切です。
忙しい毎日の中でも、自分を大切にする時間を少しだけ作ってみてくださいね。
体が温まると、心も元気になる。
今日からできる小さな温活を、一緒に始めてみませんか?
🏥 やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
- 山口裕礼
- 日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
日本喘息学会認定喘息専門医
日本内科学会認定内科医
日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士
内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー
漢方コーディネーター
日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士
管理健康栄養インストラクター
日本温活協会認定温活士
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ
ローズソムリエ®(バラ資格)


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