外食の選び方、大丈夫?

〜『粗食のすすめ』から学ぶ、現代人の食生活チェック〜

春は新生活が始まる季節。
仕事や学校、行事やお付き合いも増え、「今日は外食で済ませよう」となることが多いのではないでしょうか。

けれど、ちょっと立ち止まってみてください。
その選んだ外食、本当にあなたの体をいたわる“食事”になっていますか?

🍚 幕内秀夫さんの『粗食のすすめ』に学ぶ「食の基本」

今回ご紹介するのは、管理栄養士・食養研究家の幕内秀夫さんの著書
『粗食のすすめ 春のレシピ』(東洋経済新報社)です。

この本では、春に体が求めるものとして
「緑のもの」や「アクのある野菜」など、
旬の自然な食材の力を活かす食事が紹介されています。

春には「デトックス(排出)」の働きを助ける食事が必要です。
アクの強い菜の花やふきのとう、苦味のある春野菜が身体を目覚めさせてくれます。

現代人が陥りやすい“味の濃さ”“油っこさ”“手軽さ”に流された外食は、
体への負担になるばかりか、季節のリズムにも逆行してしまいます。

🔍 まずはチェック!あなたの外食傾向は?

とはいえ、「何をどう見直せばいいのかわからない」という声も多いもの。
そんな方におすすめなのが、以下の「外食診断」です。

10個の外食メニューを選ぶだけで、あなたの食の傾向が見えてきます。

✅ 外食診断はこちら(10個まで選べます)

🍱 あなたの外食診断

※外食メニューからよく食べるもの10個まで選んでください

✅ 合計点: 0

📊 診断結果から見える「食のクセ」

診断結果では、以下のような傾向が見えてきます:

  • 80点以上:理想的な外食選び
     季節感と栄養バランスに優れたメニューが選ばれています。
  • 60〜79点:比較的良い傾向
     もう少し油物や肉類を控えられるとベスト。
  • 30〜59点:週1程度ならOKですが、毎日だと心配
     自覚を持って選び方を見直しましょう。
  • 30点未満:食べ物で体が悲鳴を上げているかも
     “外食=食事”ではなく、“外食=利便性”に偏っていませんか?

🍃 食の軸を「便利さ」から「体への優しさ」へ

幕内さんの考え方の根底には、「体は毎日の食べ物でできている」という思想があります。

外食や中食(お惣菜やコンビニ食)は確かに便利です。
しかし、便利さを優先するあまり、私たちは“命を育てる食事”を忘れがちです。

「ご飯・みそ汁・青菜・焼き魚」
そんな昔ながらの素朴な一汁一菜を見直すことで、体も心も整っていく――
それが『粗食のすすめ』が教えてくれることなのです。

🌸 春のスタートに「食の見直し」というプレゼントを

新生活を始める今こそ、食のリセットチャンス
まずは自分の選択に気づくことから始めましょう。

そして、できることから一歩ずつ。

  • 味の濃さより、素材の味を大切に。
  • 揚げ物より、煮物や蒸し料理を。
  • パンや麺より、ごはん中心へ。

そんな小さな意識が、
未来の健康や、家族の幸せにつながっていきます。


🍴 あなたの外食、明日からちょっとだけ変えてみませんか?

📚 参考書籍

『粗食のすすめ 春のレシピ』
著:幕内秀夫/料理:検見﨑聡美(東洋経済新報社)

あなたの心と体が少しでもラクになりますように🌿

💙 やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、あなたを応援して自信を取り戻すお手伝いします!

💖 健康は、あなた自身が知り、選び、整えていくものです。

山口裕礼
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
日本喘息学会認定喘息専門医
日本内科学会認定内科医
日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士

内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー
漢方コーディネーター
日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士
管理健康栄養インストラクター
日本温活協会認定温活士

日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ
ローズソムリエ®(バラ資格)

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。