「なんとなく・・」だと診断の難しさがあります
ぜんそくの明らかな症状として
● 胸がぜーぜー、ヒューヒューする
● 夜間、明け方に咳き込んでとまらない
● 会話や冷たい空気でせき込む
などがあります。
そうすると、明らかに病気な感じがして医療機関に受診すると思います。
しかし、中には
● なんとなく冬に咳が出て長引くがそのうち治る
● なんとなく坂道や階段で息切れするが年のせいだろう
● なんとなく痰がらみがいつもするが、以前にタバコ吸ってたから仕方ない
● なんとなく人込みで胸苦しい
● なんとなくのどからの咳が長引きやすい
● なんとなく風邪をひきやすく咳が長引く
このようにして、
● ひどくはないが、なんとなく気になる症状
の気管支ぜんそくがあります。
なんとなく、いつもの事だから医療機関には受診しない場合も多くあります。
なんとなくの症状のみのぜんそくを放っておくと・・・
・徐々に徐々に空気の通り道(気管)が狭くなります
・すこしずつ少しずつ坂道・階段が苦しくなります
・ゆっくりなため、運動不足のため、年のせいなどと思い、医療機関にいきません
・ゆっくりなため、調子が悪いにも関わらず体が慣れてしまいます
気が付いた時には、ぜんそくの状態がかなり悪いことがあります
さらに、
一般内科に受診しても多くの場合「かぜ」といわれ咳止めがしばらくでますが良くなりません。
症状が軽いが、本当は調子が良くないぜんそくを診断するには専門性が必要です。
呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です
心当たりがあったり、気になる場合は
呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関
へ受診してください。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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