クリニックだより 内科

アレルギーの咳とは?特徴や注意点

内科

アレルギーの咳は気管支ぜんそくか否かが重要


熱がなく、咳がなかなか止まりずらい場合

● 夜間や朝方に出る

● 夕方から夜にかけて出る

● 電車やバスででる

● 冷たい空気ででる

● 急に咳が出始めて止まりずらい

● 痰がからむ

● せきで胸が痛い

● せき込んで苦しい

● 会話をすると咳がでる

● なんとなく胸苦しい

● 咳で夜寝れない

● のどがつまった感じがする

● 花粉症がある

● 季節の変わり目で咳が出る

● かぜのあと咳が長引く

● 親がぜんそくだった

● アレルギー体質を持っている

● 犬や猫、ハムスター、ウサギなど毛の生えたペットがいる

このような場合にアレルギーの咳が疑われます。

ひと言、アレルギーの咳と言っても原因が

● 鼻、のど、気管支、肺

などがあります。

場所によって、病名や治療方法、治療期間が異なってきます

一般的にアレルギーの咳が疑われたら、

● フルタイド、パルミコート、アドエア、シムビコート、フルティフォーム

などの吸入ステロイドが処方されます。

くすりが適量であれば、多くのアレルギーの咳はこれで止まります。

問題は、薬をすぐに止めて良いのか、減らした方が良いのか、続けるか?

重要なことは、

● アレルギーの咳が、気管支ぜんそくなのか、それ以外か

です。

● 胸がぜーぜーした感じがする

● 胸がヒューヒューする

● 胸苦しい、息苦しい

このような症状があれば気管支ぜんそくです。

しかし、状態が悪くない限り、軽症な気管支ぜんそくを診断するには難しさがあります。

さらに、ぜーぜー音がしない気管支ぜんそく(喘息)を診断するには、

呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です

心当たりがあったり、気になる場合は

呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関

へ受診してください。