咳喘息でのシムビコートの使い方

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。


花粉症などのアレルギー体質があり、発熱がない、止まらない咳で

● 咳ぜんそく

と診断されることが多くあります。

一時的に吸入の薬をすると咳の多くは収まると思われます。

咳ぜんそくの診断で大事なことは

● 胸がヒューヒュー・ぜーぜーした音を感じた事がない

● 咳き込んだときなど、息苦しさを感じた事がない

上記2点が非常に重要です。

別の言い方をすると、

● 胸がヒューヒュー・ぜーぜーした音を感じたことがある

● 咳き込んだときに息苦しさを感じた事がある

上記のいずれかの症状があれば、咳ぜんそくではありません

● 気管支ぜんそく

が疑われます。

胸がぜーぜー・ヒューヒューしない気管支ぜんそくもあります

自分でぜーぜーが気づかなくても聴診器で聞こえることが多くあります。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)