慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)とは、
タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の病気で、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。
最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15~20%がCOPDを発症します。
タバコの煙を吸入することで、せきやたんが出たりします。
歩行時や階段など、身体を動かした時に息切れを感じたり慢性のせきやたんが特徴的な症状です。
一部の患者さんでは、胸がぜーぜーすることや発作性的な息切れ、などぜんそくの様な症状を合併する場合もあります。
長期の喫煙歴があり慢性にせき、たん、労作した時の呼吸困難があればCOPDが疑われます。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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