クリニックだより 内科

COPD、ビレーズトリ講演会!石田 明 先生

内科

COPDに吸入ステロイドが必要か否かの議論白熱

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療には吸入ステロイドがしばしば使われますが、それは一部の患者においてのみ有効というのが一般的な理解です。

しかし、吸入ステロイドは、以下のような特定の患者群には利益をもたらす可能性があります

吸入ステロイドが有用な患者像

1.増悪の頻度が高い患者

2.喘息の既往歴や喘息の特性を有する患者

3.喘息とCOPDの両方を持つ(ACO: Asthma-COPD Overlap)患者

4.好酸球上昇を伴う患者

医師としては、吸入ステロイドの使用は患者の全体的な健康状態、病歴、病状の重度、以前の治療の応答性などを考慮に入れて決定します。

そして、ステロイドの使用が適切な場合でも、副作用のリスクを管理するために定期的にその使用を再評価することが重要です。

このような判断は医師によってなされ、治療は個々の患者の特定の状況に応じてカスタマイズされます。

吸入ステロイドの使用について疑問がある場合は、必ず専門家に相談してください。

石田明先生の紹介

● 生まれ:1970年 かに座のAB型
● 出身地:東京都
● 趣味:トライアスロン、スキューバダイビング
● 好きな食べ物:蒙古タンメン中本
● おもな勤務歴:聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、聖マリアンナ医科大学病院、横浜総合病院
● 資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医

使用機材

・カメラ sony ZV-1、JVC Everio

・スイッチャー:Roland ローランド/VR-1HD AVビデオミキサー

・マイク:RODE Microphones ロードマイクロフォンズ Wireless GO II、Blue Yeti

・電子ピアノ:ヤマハ YAMAHA 電子キーボード piaggero ホワイト NP-12WH

・パソコン:dynabook

・モニター:レグザ 75V型 4K液晶テレビ 75M550K

・配信方法:TEAMS

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。