慢性気管支炎と肺気腫治療の最前線 ~夏場に潜むCOPDリスクとは!?~
皆様こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
先日、2024年7月24日(水)19:30〜20:30に「慢性気管支炎と肺気腫治療の最前線 ~夏場に潜むCOPDリスクとは!?~」というタイトルで、Zoomウェビナー形式のオンラインセミナーを開催いたしました。
今回はその内容をご報告いたします。
セミナー内容
本セミナーでは、猛暑が引き起こすCOPD悪化リスクについて、夏場の慢性気管支炎および肺気腫の病態を徹底解明し、最新の治療法についてお話ししました。
平野 雄介 先生(ひらの内科クリニック 院長)
講演の内容
講演では、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が夏場に特に注意が必要な理由や、症状の悪化を防ぐための具体的な方法について解説しました。
猛暑による体調の変化や、湿度の高い環境がどのように呼吸器に影響を及ぼすかについても詳しく説明しました。
また、最新の治療法として、各種吸入薬の使い方やその効果についても触れました。
特に、患者様にとって有益な情報として、以下のポイントを強調しました:
- 規則的な薬の使用:症状が落ち着いていると感じても、処方された薬を継続的に使用することの重要性。
- 環境管理:室内の湿度や温度を適切に保つための工夫。
新たな試み
今回のセミナーでは、新たな試みとして、模擬患者による実技吸入指導も実施しました。
佐々木先生が模擬患者にたいして実際の吸入指導を行い、視聴者の皆様に具体的な手順をわかりやすくお伝えしました。
また、ホワイトボードを活用した説明も取り入れ、多くの参加者の満足度を高めることができました。
これらの新たな試みにより、視聴者の理解が深まり、セミナーの質も向上したと感じています。
次回のセミナーも、皆様に有益な情報を提供できるよう努めてまいりますので、どうぞお楽しみにしてください。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口 裕礼
主催者への感謝
最後に、本セミナーの主催をしていただきましたアストラゼネカの皆様に深く感謝申し上げます。
皆様のご協力とサポートにより、今回のセミナーが成功裏に終えることができました。誠にありがとうございました。