空気の通り道のむくみを取って、広げて咳を止めます
咳ぜんそくの患者さんには主に気管支拡張剤が使用されます。
しかし多くの場合は確実に咳を止めるために、気管支ぜんそくで用いる
● 吸入ステロイド
もしくは
● 吸入ステロイドと気管支拡張剤
が使用されます。
レルベアは吸入ステロイドと気管支拡張剤が入った薬です
これで大体の咳は良くなります。
しかし、
咳ぜんそくと言われた患者さんの中で、本当は気管支ぜんそくだった場合が多くあります。
気管支ぜんそくで咳き込んだりする理由
1. 空気の通り道(気道)が赤く腫れて、むくみます。
2. 普通なら咳き込まない、ちょっとした刺激で咳がでます
・気管支ぜんそくの治療で大事なことは、1.2.の状態を良くすることです。
1.空気の通り道のむくみを取り(気道の炎症を抑える)
2.空気の通り道を拡げる(気道を拡げる)
2段構えの治療が主体となります。
1が基本治療で2が追加治療となります。
~基本治療~
● 吸入ステロイド薬
~追加治療~
● 長時間作用型β2刺激薬(気管支拡張剤)
アレルギーが原因となる咳や息切れの診断や治療は特殊性があります。
とくに、ぜーぜーしない(喘鳴がない)気管支ぜんそくの診断は、一番判断が難しいです。
呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です
心当たりがあったり、気になる場合は
呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関
へ受診してください。
本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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