咳喘息に処方されたレルベアとは?

【初めてテリルジーを処方された場合の注意事項!】

空気の通り道のむくみを取って、広げて咳を止めます


咳ぜんそくの患者さんには主に気管支拡張剤が使用されます。

しかし多くの場合は確実に咳を止めるために、気管支ぜんそくで用いる

● 吸入ステロイド

もしくは

● 吸入ステロイドと気管支拡張剤

が使用されます。

レルベアは吸入ステロイドと気管支拡張剤が入った薬です

これで大体の咳は良くなります。

しかし、

咳ぜんそくと言われた患者さんの中で、本当は気管支ぜんそくだった場合が多くあります。

咳ぜんそくが苦しい場合は注意が必要です

【初めてテリルジーを処方された場合の注意事項!】 咳ぜんそくの患者さんの中には、ぜんそく(気管支ぜんそく)の患者さんもいます 本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科…


気管支ぜんそくで咳き込んだりする理由

1. 空気の通り道(気道)が赤く腫れて、むくみます。

2. 普通なら咳き込まない、ちょっとした刺激で咳がでます

・気管支ぜんそくの治療で大事なことは、1.2.の状態を良くすることです。

1.空気の通り道のむくみを取り(気道の炎症を抑える)

2.空気の通り道を拡げる(気道を拡げる)

2段構えの治療が主体となります。

1が基本治療で2が追加治療となります。

~基本治療~

● 吸入ステロイド薬

~追加治療~

● 長時間作用型β2刺激薬(気管支拡張剤)

フルティフォームが大変だからとレルベアに変更 - 当院の吸入指導の具体的なイメージ 

80歳代の女性(仮) 通院中のぜんそく患者さん 当院で吸入器の使い方をどのようの教えているかご説明します。 患者さんによって様々なパターンがありますが、その中の…

アレルギーが原因となる咳や息切れの診断や治療は特殊性があります。

とくに、ぜーぜーしない(喘鳴がない)気管支ぜんそくの診断は、一番判断が難しいです。

呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です

心当たりがあったり、気になる場合は

呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関

へ受診してください。

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)