クリニックだより 内科

呼吸機能検査で閉塞性障害だった場合に考える事

内科

空気の通り道が狭い可能性があります

健康診断や人間ドックで呼吸機能検査をした時に

● 閉塞障害

● 混合性障害

このような異常が見つかり、クリニックに受診される患者さんが少なくありません。

多くの場合、

● 空気の通り道(気道)が狭くなっています

原因としては、

慢性気管支炎や気管支ぜんそく

が考えられます。

多くタバコを吸っていた場合は、慢性気管支炎、肺気腫、COPD

タバコを吸ったことがなければ、気管支喘息

が疑われます。

空気の通り道(気管支)が狭い場合、特に症状がなかった思っていても

坂道や階段で息苦しい

と感じられる場合が多いです。

しかし、ほとんどの場合は年のせいや運動不足と思っています。

運動不足や年のせいで閉塞障害にはなりません。

治療をすることにより多くの患者さんは

今まで苦しかった坂道が楽に上がれた

と感じられます。

呼吸機能で異常をきたした場合

さらに原因を追究するために患者さんにとって、なじみがない特殊な検査をします

● 呼吸機能検査

● 総合呼吸抵抗測定装置 (モストグラフ)

● 呼気一酸化窒素検査

をすることにより、原因が分かってきます。

呼吸機能検査で異常があった場合は、呼吸器の原因を疑いましょう

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。